映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
近未来に全ての人間の成長は25歳でストップしてしまい、人間の余命が通貨のように売買される「時間=通貨」というユニークな舞台設定なので、どんなシナリオで楽しませてくれるのかという期待をして鑑賞してきましたが、全く期待倒れの作品でした。
監督は「ターミナル (2004)」「ロード・オブ・ウォー(2005)」以来の「アンドリュー・ニコル」で、主演は「ソーシャル・ネットワーク(2010)」の「ジャスティン・ティンバーレイク」と「赤ずきん(2011)」の「アマンダ・サイフリッド」を起用しています。
突っ込みどころは満載で「安易に結ばれる貧困層の主人公と富裕層のヒロイン」や「無駄に盛上げようとするアクションシーン」などは許せるとしても、何十年間も常にギリギリの時間内で生きてきた男が、終盤で自分の残り時間が少ないことに気づかず命を落とすという内容には完全に白けさせられてしまいます。
「TIME」というタイトルに相応しいハラハラドキドキのカウントダウンものの作品を期待していましたが、完全なB級SFアクションでした。
メディアがCMを流し過ぎたせいでもありますが、観る前に期待せずハードルを下げてからの鑑賞だったら意外と本作品の世界観を楽しめるかもしれませんので、時間に余裕のある方だったらレンタルDVDでご覧になられたら良いかも。。。
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