映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
前作を「ドゥニ・ヴィルヌーヴ」監督、続編を「ステファノ・ソッリマ」監督が努めた重厚な社会派サスペンス・アクション。
「灼熱の魂(2010)」で強烈な結末を脳裏に刷り込まされた「ドゥニ・ヴィルヌーヴ」監督で本作以降も「メッセージ(2016)」「ブレードランナー 2049(2017)」「DUNE/デューン 砂の惑星(2020)」とSF系大作のメガホンをとっているが、この監督は本作のようなサスペンスの方が似合っていると思う。
前作では正義感あふれるFBI女性捜査官「エミリー・ブラント」が麻薬戦争の最前線に放り出され目の当たりにする衝撃の実態をリアルな緊迫感で描いているが、実は彼女は全く蚊帳の外で法規上の手続きを満たすためだけのお飾り要員だったという最初は主役に思わせといて実は「ベニチオ・デル・トロ」と「ジョシュ・ブローリン」が主役という斬新な設定が面白い。
「デンゼル・ワシントン」と「ボヘミアン・ラプソディ(2018)」や「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020)」で注目を浴びている「ラミ・マレック」と「ダラス・バイヤーズクラブ(2013)」の「ジャレッド・レト」という3人のオスカー俳優が共演したクライムサスペンス。
この豪華出演にも拘らずこの作品が日本未公開なのは観終わった後のモヤモヤ感が拭えないからだろうか?
サスペンスとしての面白さもあまり感じませんし結局何も解決していないし残念な作品だからだろう。
ヤクザの組長が自分を襲った連続殺人鬼を追い詰めるため暴力刑事と手を組む韓国映画らしい暴力的なクライム・アクションで最後まで途中ダレることなく一気に観れます。
この作品は韓国で2005年2月~12月にかけて実際に発生した4人組による「天安連続殺人事件」から着想を得た映画で類似点は無差別殺人・被害者の職業・犯行の手口などです。
「ガイ・リッチー」監督と「ジェイソン・ステイサム」のコンビで、フランス映画「ブルー・レクイエム(2004)」をリメイクした作品。
フランス版の方は観ていなかったので現金輸送車[キャッシュトラック]の警備会社へ何故新人のジェイソン・ステイサムが入社するの?という疑問から入り最後まで飽きないで鑑賞出来た。
メルマガの第330号でも触れていますが、今回はこの不朽の名作についてもう少し掘り下げてみます。
「ゴッドファーザー(1972)」の公開が1972年7月で「ゴッドファーザーPART2(1974)」は1975年4月でした。
監督は弱冠33歳だった「フランシス・フォード・コッポラ」をパラマウント社が起用しアカデミー賞で話題を掻っ攫い一躍スター・ディレクターの地位に押し上げました。
「北野武」監督が「アウトレイジ(2010)」の続編として再び豪華キャストを起用したバイオレンス作品。
前作から5年後を舞台にしており生き残った「ビートたけし」「三浦友和」「加瀬亮」「小日向文世」「中野英雄」と新たに「西田敏行」「中尾彬」「松重豊」「高橋克典」「桐谷健太」等が新たに参加しているが、残念ながら前作に比べ極悪度は明らかにパワーダウンしている。
前作は過剰な暴力描写や一般人に見える俳優を上手くヤクザとして起用し残酷なことをする意外性のアイデアが面白かったが、今作は意外性もなく驚きもなかった。
「クリストファー・ノーラン」監督のバットマンシリーズ三部作の完結編ですが相変わらずスケールの大きいアクション映画で内容共に大満足!!
まさかバットマンで涙を流すとは思いませんでしたが、期待は感動に変わりました。
「すべて彼女のために(2008)」のリメイク作品で、先の展開が読めずに最後まで緊張感を保ったままハラハラドキドキは続き、久々にサスペンスの醍醐味を味わえる作品でした。
本作の出来はかなり良かったので機会があれば是非オリジナルと比べてみたいと思います。
「ポール・ハギス」は「告発のとき(2007)」以来の監督作品となりますが、数々の有名作品を手がけている脚本家なので、映画を楽しませる術を知っている、いわゆる彼らしさがよく表された作品となっています。
主演の「ラッセル・クロウ」は最新作となり、彼の持ち味がよく出ておりストレスなく堪能出来ました。
主演も兼ねながら2作目の監督作品として、力の入れ具合が判る「ベン・アフレック」の犯罪ドラマで、思ったより出来が良くて面白かった。
物語は、全米ボストンのチャールズタウンという屈指の強盗多発地区で生まれ育ったダグ(ベン・アフレック)は、幼なじみと一緒に銀行強盗を繰り返していた。
いつも用意周到な準備で鮮やかに仕事をやり遂げてきた彼らだったが、今回の強盗の際にやむを得ず一時的に銀行の支店長であるクレア(レベッカ・ホール)を人質を取って逃走を図ってしまう。
この作品は、2008年に北朝鮮の悲惨さを伝えた「キム・テギュン」監督の「クロッシング(2008)」ではなく「トレーニング デイ (2001)」「ティアーズ・オブ・ザ・サン (2003)」「ザ・シューター/極大射程 (2007)」の「アントワーン・フークア」監督が2009年に製作した作品です。
主演は「リチャード・ギア」「イーサン・ホーク」「ドン・チードル」の3人の警察官を軸にした物語で、「ウェズリー・スナイプス」「エレン・バーキン」「ウィル・パットン」という豪華な脇役陣とあらば必見でしょ!
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