『ボーダーライン(2015)』&『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018)』

In: アクション|サスペンス|犯罪

29 5月 2024

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その善悪に
境界(ボーダー)はあるのか──

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このルール無き戦いに、
終わりはあるのか──。

緊迫化する国境麻薬戦争、極限の臨場感は次なる<境界(ボーダー)>へ
前作を「ドゥニ・ヴィルヌーヴ」監督、続編を「ステファノ・ソッリマ」監督が努めた重厚な社会派サスペンス・アクション。
「灼熱の魂(2010)」で強烈な結末を脳裏に刷り込まされた「ドゥニ・ヴィルヌーヴ」監督で本作以降も「メッセージ(2016)」「ブレードランナー 2049(2017)」「DUNE/デューン 砂の惑星(2020)」とSF系大作のメガホンをとっているが、この監督は本作のようなサスペンスの方が似合っていると思う。
前作では正義感あふれるFBI女性捜査官「エミリー・ブラント」が麻薬戦争の最前線に放り出され目の当たりにする衝撃の実態をリアルな緊迫感で描いているが、実は彼女は全く蚊帳の外で法規上の手続きを満たすためだけのお飾り要員だったという最初は主役に思わせといて実は「ベニチオ・デル・トロ」と「ジョシュ・ブローリン」が主役という斬新な設定が面白い。
特にラストの暗殺のシーンは衝撃的で、この二人は続編の主演で一切のルールが無力化した国境麻薬戦争の泥沼化を予測不能の展開でスリリングに描き出している。
ラストまで目の離せない展開だが、明らかに続編へ続くという内容が中途半端で残念な終わり方。
絶対に2作品続けて鑑賞した方がのめり込める映画なので腰を据えてジックリと観たいオススメ作品です。

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