Archive for the ‘戦争’ Category

現在先の見えない戦いを続けているウクライナを思いながら鑑賞したフィンランドの戦争映画です。
第2次世界大戦が勃発した1939年にフィンランドはソ連の侵略を受け領土の一部を失うが、その1年半後にフィンランドはドイツと手を組みソ連への侵攻を開始する。
森林地帯の銃撃戦がリアル再現されていて現在のフィンランドの人たちが今までNATOへの加盟に躊躇していた思いが少しは伝わってくる作品だと感じた。

劇場鑑賞したかったのに脚を運べなかった作品で観終わった後でやっぱり劇場へ行っておけば良かったなぁと思える映画でした。
VFXを多用しているとはいえ迫力のある映像は劇場で観てこそです!
「ローランド・エメリッヒ」監督は「インデペンデンス・デイ(1996)」「デイ・アフター・トゥモロー(2004)」「2012(2009)」「インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016)」等の破壊王の異名があるように迫力ある映像で知られているが歴史もの作品は未経験の為に不安もあったが結果は?

私はタイムトラベルやタイムリープものが好きで数々の作品を観てきた。
如何に時空軸をシナリオにして納得のいく作品にまとめるかが重要で突っ込み所が多いと興醒めする作品が多いものもある。
あまり深く考えないで楽しめる私の好きな作品はH・G・ウェルズ原作の「タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960)」に始まり

鑑賞前にオリジナル「若き勇者たち(1984)」のブルーレイを買ってまで見直した期待作で、期待を裏切ることなく普通に楽しめる作品です。

オリジナル同様に社会的なメッセージはなく笑えるシーン多数ありますが、ラストは変化をつけてあり驚かされます。

「ゼロ・ダーク・サーティ」とは軍事用語のことで午前0時30分を指しています。
深夜に極秘で行われたビン・ラディン暗殺へのミッションを「ハート・ロッカー(2008)」の「キャスリン・ビグロー」監督が見事に映像化しています。
CIAの女性分析官マヤ「ジェシカ・チャステイン」が、赴任直後からビン・ラディンの居所を突き止める為に集まってくる膨大な情報の中から本物の情報だけを嗅ぎ分け、手がかりをつないでいくという藁の中から針を探すような作業を延々と続け、情報が覆されたり仲間が罠に嵌められ失ったりと八方塞がりでの日々が続きます。

久しぶりに観た日本人監督の戦争映画は、太平洋戦争末期のサイパン島で起きた事実を淡々と物語る作品で、史実に基づく原作の映画化は戦闘シーンはあるものの捕虜収容所に簡単に侵入出来てしまうなどリアリティに欠けてても仕方がないと感じさせられる作品だった。
原作者「ドン・ジョーンズ」は敵として戦った元アメリカ兵で、私は彼の書いた『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』は未読だが、恐らく米国側から見た日本人の精神や直情さを描いたものではないかと思われるが、本作の「平山秀幸」監督は主人公の大場栄大尉を決して英雄として描いてはいないし、一人の人間として成すべきことを成した人として描いている。

「ボーン・スプレマシー(2004)」「ボーン・アルティメイタム(2007)」の「ポール・グリーングラス」監督と「マット・デイモン」が再度タッグを組んでイラクの戦場を舞台にした社会派サスペンス・アクションです。

バグダッド没落後のイラクで、捜索任務についていた陸軍上級准尉MET隊隊長ミラー(マット・デイモン)は、いくら探しても大量破壊兵器が見つからず焦っており、やっと捕らえた人質も国防総省情報局のクラーク(グレッグ・キニア)に奪われ益々不信感を募らせていた。

大方の予想を裏切り大本命の「アバター(2009)」を抑えて本年度アカデミー賞の作品賞他6部門に選ばれた本作を偶然アカデミー賞発表の前日に観て来ました。

でも、この作品って2008年製作の映画だったんですね。(意外!)

発表は本年度のアカデミー賞にノミネートされたくらいですから、米国では2009年の公開だったんでしょうが、この作品の舞台であるイラクでの現実がシンクロして、家族がイラクに行ってる米国の人たちにとっては非常にリアル感があったと思います。

人気スパイシリーズの第21作「007/カジノ・ロワイヤル」で6代目ジェームズ・ボンドに抜擢され一躍時の人となった「ダニエル・クレイグ」と「スクリーム」全シリーズで名をあげた「リーヴ・シュレイバー」と「ジャンパー」の「ジェイミー・ベル」が性格の違う兄弟役を演じています。

中国映画史上最高額という17億円の巨費を投じて製作され国内では約400万人を動員する大ヒットを記録したという悲劇の実話を描いた戦争ドラマです。
第二次大戦後に始まった中国共産党と国民党との内戦から引き起こした淮海(わいかい)戦役を舞台に人民解放軍に所属する第9連隊の連隊長の物語を「女帝[エンペラー]」でメガホンをとった「フォン・シャオガン」監督が見事な作品に仕上げています。


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