映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「最強のふたり(2011)」は 2012年に日本でもロングランの大ヒットしたフランス作品で当時劇場へ脚を運び凄く感動したことを覚えていますが、 2019年12月にハリウッド・リメイクしたアメリカ版の「THE UPSIDE/最強のふたり(2017)」(別題:人生の動かし方)を観ていなかったので見比べてみました。
楽しみにしていた「リドリー・スコット」監督の最新作で、気になった142分の長尺にもかかわらず飽きることなく最後まで楽しめました。
基本的に皆が良い人という作品で思い出すのは「世界最速のインディアン(2005)」で、本作がこれを上回ることはありませんが、観終わった後も満腹で劇場を後に出来ます。
タイムトラベルをテーマにした作品が基本的には好きなので、眠くもならずに楽しく鑑賞出来たがイマイチ山場がなく盛り上がりに欠けてしまう内容だった。
何度失敗しても成功するまで過去に戻る設定は恋愛版「オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014)」といったところかな?
主演の「レイチェル・マクアダムス」は過去に「きみがぼくを見つけた日(2009)」で、自分の意志に関係なくランダムに時間軸を移動してしまうタイムトラベラーを愛してしまうヒロイン役で出演していたので、時間移動出来る男を愛する2作目の作品になってしまった。
最近は歳のせいか年老いた人達の作品を観る機会が多くなっているが、今後さらに歳を重ねた時の事を無意識に感じているのかもしれない・・・
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011)」「カルテット!人生のオペラハウス(2012)」そして本作と鑑賞したが、3作品の中では最も感動させられた。
最近では映画鑑賞をして涙を流すということは殆どなかったが、本作の後半はどうしようもないくらい涙が止まらなかった。
「マーク・ウォールバーグ」主演のコメディで、、まぁ~久々に映画館で大笑いさせて頂きました。(「おとなのけんか(2011)」以来です)
しかし、ほぼ満席にも係わらず客席の反応がそれほど良くないのは。。。
若い人が多かったせいだと思うが、「フラッシュ・ゴードン(1980)」なんて聞いてもピンと来ないだろうし「サム・ジョーンズ」が本人役で出演してても知らないだろうから当然といえば当然なんだけど・・・
公開から1ヶ月近くなりますが、いまだにテレビCMが流れているという最近では珍しい映画です。
世界中で絶賛された感動のヒューマン・コメディなので楽しみにして鑑賞してきましたが、首下が麻痺している大富豪の男と、その介護人になるスラム出身の黒人が友情を育んでいくという内容はユーモアもあり心温まる作品でした。
2011年度アカデミーの作品賞ほか5部門を受賞した作品で、私にとっては初の無声映画でした。
フランス資本の映画がオスカー賞を受賞するのは初めてだそうだが、フランス映画って意外と脚光を浴びてなかったんだと驚かされた。
率直な感想としては、好き嫌いが大きく別れる映画で、この作品がよくアカデミー作品賞を受賞したなという思いです。
お金をかけなくても凄く楽しめる映画が出来るという代表的な作品です。
基本的に劇場では殆どコメディを観ない私ですが、久し振りに大笑いさせてもらいました。
監督は「戦場のピアニスト(2002)」の「ロマン・ポランスキー」で、4人の俳優だけで大ヒットした舞台劇を映画化したコメディ・ドラマです。
子供同士が喧嘩をして示談しに来た夫婦同士で、すんなり話はまとまるかと思いきや、ひょんな一言から帰れなくなりコジレていきます。
前3作で完結と思っていましたが、どうやら海賊「キャプテン・ジャック・スパロウ」を演じる「ジョニー・デップ」はドル箱のようで、ディズニーはこの路線でもう一儲けしたいようだ。
但し、今回の興行収入如何では続編が作られるかどうかは判らないが果たして結果は?
監督は前3作の「ゴア・ヴァービンスキー」から「シカゴ(2002)」「SAYURI(2005)」の「ロブ・マーシャル」へと代わったが、・・・この交代は疑問でした。
「ダ・ヴィンチ・コード(2006)」「天使と悪魔(2009)」などサスペンス・ミステリーがお得意の「ロン・ハワード」監督が恋愛コメディドラマに挑んだ異色作。
・・・の筈だったが、コメディとしては中途半端だし、原題の「THE DILEMMA」であるように内容は、大学時代からの親友の妻の浮気現場を目撃してしまい、その事実を知らせるか否か悩むと同時に、自らも結婚への踏ん切りがつかなくなってしまい、巻き起こす騒動を描いた作品で、そこ等中にジレンマが落ちてる作品だったので、原題の「ジレンマ」の方が、はるかにこの作品には合っていた。
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