Archive for 1月, 2011

本作監督の実兄「リドリー・スコット」監督が「ラッセル・クロウ」とよくコンビを組んでいるように「トニー・スコット」監督はどうやら「デンゼル・ワシントン」がお気に入りのようだ。
このコンビの作品は「クリムゾン・タイド(1995)」「マイ・ボディガード(2004)」「デジャヴ(2006)」「サブウェイ123 激突(2009)」に続き5作目となり、このコンビによる作品は殆ど外れがなく楽しめる。
特に本作はカメラワークでフラッシュ編集を多用しており、この監督らしさがよく出ている。

緊迫感を持続させて手に汗握り、上映時間の99分が短く感じてしまう超一級の映画に仕上がっている。

弟を亡くした自責の念から、罪悪感と新たな愛との狭間で心揺れ動く青年「ザック・エフロン」が次第に自分が進むべき人生を見出していく姿を描いた感動ドラマです。
内容はヨットの大会で優勝し、スポーツ奨学金で大学進学も決まっていたチャーリー(ザック・エフロン)は、卒業式の夜に同乗していた弟サム(チャーリー・ターハン)を交通事故で亡くしてしまう。
一旦死亡したと思われたサムだったが、奇跡的に助かった彼に救命士のフロリオ(レイ・リオッタ)は、この蘇生は必ず意味があると確信する。

予告編を観たときから楽しみにしていましたが、決して期待を裏切らない作品です。
この映画が訴えているテーマは「チャンスは自ら掴むもの」「夢は自ら実現させるもの」なのですが、それを見事に映像で表現しています。
スターを夢見てアイオワの田舎町からロサンジェルスにやって来た少女アリ「クリスティーナ・アギレラ」は、経営難に陥っていた事も知らないままショー・クラブ「バーレスク」でウェイトレスとして働くことになる。
伝説のスターにして現オーナーのテス「シェール」は彼女の才能も知らないまま、経営危機を脱する為に奔走するが、それも限界に近づいてくる。

刑事ドラマ「相棒-劇場版」シリーズ第2弾で、主演の「水谷豊」と第1弾の相棒「寺脇康文」に変わり、今回は「及川光博」が出演しています。
このテレビシリーズはわりと観ている方なので、すんなりと物語に入って行けました、しかしやはり未見の人には入り辛いかも・・・
完全にテレビシリーズを見ているファン向けの作品となっています。
今回もかなり無理のある設定ではあるものの、それほどダレル事無く最後まで観ることが出来ますが、まぁ劇場で観なくともDVDか地上波放送まで待っても良いかなっと!

原作者「池宮彰一郎」が「四十七人の刺客(1994)」の後に描いた同名時代小説を映画化された作品です。時代は吉良邸討入りから16年後の話、赤穂浪士の中で名誉の死を果たせなかった男達の自らに課された使命を全うするべく世間を欺き生き抜いた過酷な人生を描いている。

TVシリーズ「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版ですが、私は全く観ていなかったので人間関形が判り難くTV未見の方には、不向きの作品です。
どんな内容かというと「デヴィッド・クローネンバーグ」監督で「クリストファー・ウォーケン」の「デッドゾーン(1983)」のジャパニーズ版アクション映画といったら判りやすいかもしれません。
初っ端のテロリストを追いかける追跡劇は、迫力満点で日本映画としては珍しいほど長廻しの追跡シーンから始まりますが、TV版からの人物関係がまるで見えない人には理解し難たいと思います。

私は未見でしたが、本作はドイツ映画「es[エス](2001)」のリメイク作品で、1971年にアメリカのスタンフォード大学で行われた「スタンフォード大学監獄実験」という事件を元に映画化された作品です。
予告編を観た範囲では、どうやら心理もののジャンルで、それほど面白そうではなかったのですが、リメイク作品であるということと「戦場のピアニスト(2002)」「キング・コング(2005)」の「エイドリアン・ブロディ」と「ラストキング・オブ・スコットランド (2006)」の「フォレスト・ウィッテカー」が出演していたのが決め手となり鑑賞してきました。

「エイリアン(1979)」を観て以来「リドリー・スコット」監督のファンである私が、年末作品の中でも楽しみにしていた1本です。
伝説の義賊である「ロビン・フッド」の物語を映画化したスペクタクル・アクションで、多額の制作費を使っているだけに迫力のシーンが多数有りましたが、どこまでが史実なの?というのが正直な感想です。
ロビン・フッドといえば、「ケヴィン・コスナー」の「ロビン・フッド(1991)」を観る限り、シャーウッドの森を居城とし仲間と共に戦うというイメージですが、本作はこれのビギニングになる作品でした。

「守護神(2006)」の「アシュトン・カッチャー」と「男と女の不都合な真実(2009)」の「キャサリン・ハイグル」共演のアクション・ラブコメディとくれば、予告編を観る限り先に公開された「ナイト&デイ(2010)」とどうしても被ってしまうが、結果はどうなのだろうという思いで鑑賞してきました。
答えは「ナイト&デイ」の方に軍配が上がりましたが、「トム・クルーズ」&「キャメロン・ディアス」のコンビと比較するのは可哀想というもので、本作もそれなりに楽しめます。

まぁ~とにかく暗い!
漫画家である「水木しげる」の妻「武良布枝」の自伝エッセイから、過酷な極貧の夫婦生活に焦点を当てた作品です。
実は私、今作品のNHKのテレビドラマ版は殆ど観ていましたが、TVは朝の全国放送のためかフィクションも入りまじり貧乏ながらも何処か明るさがありました。
しかし映画版は貧乏生活がリアル過ぎてメチャメチャ暗い映画に仕上がっています。


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