Archive for 11月, 2010

「ジャッキー・チェン」が構想に20年を費やし、原案・製作総指揮・主演・武術指導を務めた意欲作の歴史アクション。
時は紀元前227年、戦国時代の中国で大国“衛”の軍が弱小国の“梁”に攻め入るが、梁軍の待ち伏せに遭い激しい死闘の末に両軍共にほとんど全滅してしまう。
しかしそんな中、死んだフリをして戦場を要領よく生き延びてきた狡猾な“梁”の老兵を演じる「ジャッキー・チェン」。

この映画は凄いです。
久しぶりに期待を裏切らない内容でした。
なんせ「ロバート・ロドリゲス」監督が「クエンティン・タランティーノ」監督と組んで製作した2本立て映画「グラインドハウス」の架空映画の予告編として出していた「マチェーテ」を、豪華キャストを配して実際に長編映画として完成させてしまったというアクション・バイオレンスなんです。(+エロティックシーンもあるけど。。。^^)

この作品は、2008年に北朝鮮の悲惨さを伝えた「キム・テギュン」監督の「クロッシング(2008)」ではなく「トレーニング デイ (2001)」「ティアーズ・オブ・ザ・サン (2003)」「ザ・シューター/極大射程 (2007)」の「アントワーン・フークア」監督が2009年に製作した作品です。
主演は「リチャード・ギア」「イーサン・ホーク」「ドン・チードル」の3人の警察官を軸にした物語で、「ウェズリー・スナイプス」「エレン・バーキン」「ウィル・パットン」という豪華な脇役陣とあらば必見でしょ!

1作目「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009)」の続編で「ミレニアム」3部作の続きとなるが、1作目は一応一区切りがついており「2」と「3」は繋がっているので前後編の作品として鑑賞した方が良いだろう。
この北欧のミステリー巨編は「ドラゴン・タトゥーの女」が153分、「火と戯れる女」が130分、「眠れる女と狂卓の騎士」は148分と非常に長尺で内容も暗いがシナリオがしっかりとしている為に観る側を飽きさせない。
まぁこのシリーズ全編に通じていえることだが、内容と音楽は暗いし、上映時間が長いので好き嫌いは別れる映画かもしれないが、私は全く飽きることなく作品に没頭出来た。

1作目から見続けてきたこのシリーズも7作目にして完結編となりやっと終わった!という感じです。
今作は初となる3D映像で何箇所かは思わず顔を避けるシーンがありますが、シリーズを通して観てる人なら必ず観るであろうし、態々煩わしい眼鏡をかけて鑑賞料金の高い3Dにする必要はなかったと思うが、選択の余地がなかったので仕方がないとはいえ2Dの鑑賞があってもいいのではないだろうか?
このシリーズの決まり文句である最後に「ゲームオーバー」をいうのが誰なのか?

監督・主演を務める「シルヴェスター・スタローン」が自らハリウッドのビッグ・スター達を集めて撮ったアクション大作は内容云々よりも、その出演者を見たら劇場へ脚を運ばない訳には行かないほど凄い面子が勢揃いしている。
その出演者達のナンバーワン作品を私の独断で上げてみると
「シルヴェスター・スタローン」「ランボー(1982)」
「ジェイソン・ステイサム」「トランスポーター2(2005)」
「ジェット・リー」「キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001)」
「ミッキー・ローク」「ジョニー・ハンサム(1989)」


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