キャッチコピー:(ソウ3)謎は新たに生み出される!【ソリッド・シチュエーション・スリラー】シリーズ最高傑作
キャッチコピー:(ソウ4)キャッチコピー:ジグソウ死す。
キャッチコピー:(ソウ ザ・ファイナル)ゲームの終焉

1年に1作品づつ公開されていて7作品に7年を費やしたシリーズで毎年鑑賞していましたが、流石にファイナルを鑑賞した時に7年前の内容を明確に覚えていた訳ではないので、改めてイッキ観してみた。
このシリーズは1作品に謎を残したまま次作に繋がれていくのだが、『ソウ4』は『ソウ3』のラストとリンクしていて、更に『ソウ2』で行方が分からなくなった主要人物が登場してきたりするのでややこしくなる。
しかし最後は全ての謎を回収して完結しているので7作品を1ストーリーとして観るなら楽しめるが、それ以外なら観るだけ時間の無駄になる。
2017年に『ジグソウ:ソウ・レガシー』がスピンオフとして上映され繋がりは殆どないが、シリーズの残虐性は継承されているので好きな方には楽しめる作品となっている。

キャッチコピー:それは、人類滅亡への呼び声――

潜水艦映画にハズレ無し!というが、この作品は微妙・・・
「オマール・シー」出演なので観たが、フランス潜水艦サスペンス・アクションはアメリカ潜水艦作品と比べるとその差は歴然。
「黄金の耳」と呼ばれる人並外れた聴覚でフランス軍の潜水艦で特殊分析官として活躍する「フランソワ・シヴィル」は初めて聞く音の識別に失敗しテロ組織の罠に嵌って重大な危機を招き世界大戦のカウントダウンが始まる。
何とか核戦争勃発の危機を阻止すべく原子力潜水艦の乗組員たちの運命を緊張感溢れる内容で描いているのだが観終わった後の爽快感が殆ど無く残念な作品。
タイトルの「ウルフズ・コール」はオオカミの歌(呼び声)のような正体不明のソナー音のことである。

 

キャッチコピー:北限の大地、3年2か月、壮絶なる戦闘の果てに
兵士たちは何を得たのか。

現在先の見えない戦いを続けているウクライナを思いながら鑑賞したフィンランドの戦争映画です。
第2次世界大戦が勃発した1939年にフィンランドはソ連の侵略を受け領土の一部を失うが、その1年半後にフィンランドはドイツと手を組みソ連への侵攻を開始する。
森林地帯の銃撃戦がリアル再現されていて現在のフィンランドの人たちが今までNATOへの加盟に躊躇していた思いが少しは伝わってくる作品だと感じた。
他の戦争映画と違うこの映画の大きな特徴は、最初は優勢だったのに次第にじり貧となり「最後は負けてしまう」作品であるのが珍しく、どうしてもウクライナと重なってしまうのが悲しい。

キャッチコピー:時代を追うな。夢を追え。

最期まで時代の流れに抗い続けた新選組副長・土方歳三の戦いを描いた司馬遼太郎の名作歴史小説を「原田眞人」監督と「岡田准一」のコンビで再映画化された作品。
物語は五稜郭でフランス軍士官ブリュネからのインタビューに答える回想形式で始まり、喧嘩に明け暮れていた武州多摩の『バラガキ』土方歳三は盟友の近藤勇、沖田総司らと京都へ向かい数々の活躍を見せていくが・・・
五稜郭の戦いがクライマックスという構成になっているが、新撰組の内容をよく知らない人たちには展開が速すぎて付いて行けないかも!
内容を知ってる者には非常に面白く要所要所のエピソードを次々と重ねていく編集方法は小気味良い。
特に興味を引かれたのは実践向きの天然理心流の殺陣は「なるほど!」と思わせるだけのものはあった。
新撰組大好きの私には148分は全く長く感じられない尺だったが万人受けするかは疑問。
それでも時代劇・新撰組が嫌いでないなら是非抑えておきたい作品ではある。

 

「デンゼル・ワシントン」と「ボヘミアン・ラプソディ(2018)」や「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020)」で注目を浴びている「ラミ・マレック」と「ダラス・バイヤーズクラブ(2013)」の「ジャレッド・レト」という3人のオスカー俳優が共演したクライムサスペンス。
この豪華出演にも拘らずこの作品が日本未公開なのは観終わった後のモヤモヤ感が拭えないからだろうか?
サスペンスとしての面白さもあまり感じませんし結局何も解決していないし残念な作品だからだろう。
しかし「デンゼル・ワシントン」の演技は流石だったし主演男優の演技だけの映画とも言えなくはない!
「little things」とはささいなことと言う意味で最後に「奴の名前は二度と口にするな”ささいなこと”が君を追い詰める」とタイトルの意味もしっかりと回収しているが脚本が悪過ぎるので期待せずに鑑賞するのが1番良いかと!

キャッチコピー:極悪組長×暴力刑事VS無差別殺人鬼
世界が熱狂した凶悪ヴァイオレンス・アクション!

ヤクザの組長が自分を襲った連続殺人鬼を追い詰めるため暴力刑事と手を組む韓国映画らしい暴力的なクライム・アクションで最後まで途中ダレることなく一気に観れます。
この作品は韓国で2005年2月~12月にかけて実際に発生した4人組による「天安連続殺人事件」から着想を得た映画で類似点は無差別殺人・被害者の職業・犯行の手口などです。
皮肉にもこの事件がきっかけで韓国警察の科学捜査能力が飛躍的に向上したと云われています。
ハリウッドに進出した凶悪なヤクザの組長を演じる「マ・ドンソク」が何ともいえない良い味を出して雨の中で高校生に傘を渡すシーンなどは笑えてしまいます。
「シルヴェスター・スタローン」のプロデュースによりハリウッドでリメイクされることも決定している作品なので楽しみですね。

1作目を以前に観ていたので続編を観たわけだが、1作目はまぁまぁ面白かったのは覚えているがラストの記憶が殆どないのである。
2作目もそれなりに楽しめたので観終わった後で1作目を観てみると2作目は前作の翌日へと繋がっていた。
つまり完全な続篇で2作品を合わせても3時間ほどにしかならない。
1作目は89日目、472日目、473日目の3日間が、2作目は1日目と474日目からが描かれている。
続篇の冒頭は、この世界がカオスな状態になる初日で前日譚を描いているのでより作品には入っていけた。
基本的に世紀末モノは好きでよく観ているが、秀逸な設定で低予算なのに全米でヒットした理由は緊迫感溢れる内容で観る側を飽きさせないで描いているからだろう。
一応キリはついているが更に続編が出てきそうな予感もする。
日本の足袋をアメリカでも売ってれば大ヒット間違いなし!は観た人なら頷ける筈です。

「ヨハネス・ロバーツ」監督によるホラーサスペンスだが両作品につながりはなく、続編に関してはタイトルの「海底47m」は全く関係がない。
共通しているのは巨大な人喰いサメに襲われるというお決まりのパターンで、「海底47m(2017)」は「オープン・ウォーター(2004)」や「ロスト・バケーション(2016)」の類だが、現代では水中でも互いに会話が出来たり「窒素酔い」による幻覚症状という新しい要素を加えて一捻りしている。
「古代マヤの死の迷宮(2019)」の方は「ディセント(2005)」「サンクタム(2010)」の類で普通の洞窟パニック映画。
両作品とも大作でもなく特に観ていて飽きることはないが、どちらかというと「海底47m(2017)」の方が緊張感もありオススメ出来る!

「ガイ・リッチー」監督と「ジェイソン・ステイサム」のコンビで、フランス映画「ブルー・レクイエム(2004)」をリメイクした作品。
フランス版の方は観ていなかったので現金輸送車[キャッシュトラック]の警備会社へ何故新人のジェイソン・ステイサムが入社するの?という疑問から入り最後まで飽きないで鑑賞出来た。
判りやすいストーリー運びで単純に面白く、ステイサムは正義漢ではなく仁義を通す悪人の方がやっぱり似合ってるね。
後に判ったのだが「ジョシュ・ハートネット」が出演しており驚いた。
最後まで疑問だったのはFBI幹部の「アンディ・ガルシア」が何でそんなに協力的なの?って点だが、オススメ出来る作品です!
因みにですが「ガイ・リッチー」監督のイチオシ作品は往年のTVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の劇場版「コードネーム U.N.C.L.E.(2015)」です!

メルマガの第330号でも触れていますが、今回はこの不朽の名作についてもう少し掘り下げてみます。
「ゴッドファーザー(1972)」の公開が1972年7月で「ゴッドファーザーPART2(1974)」は1975年4月でした。
監督は弱冠33歳だった「フランシス・フォード・コッポラ」をパラマウント社が起用しアカデミー賞で話題を掻っ攫い一躍スター・ディレクターの地位に押し上げました。
しかし、この2作品はコッポラの意に反してカットされたシーンが余りにも多く不満足だったそうで、2作品を年代順に再編集しカットされた約1時間のフィルムも併せて「ゴッドファーザー・サガ(1977)」をNBCTVで放映しました。
日本でも深夜放送で放映されましたがTV版だったことを考慮してバイオレンス・シーンやセックス描写はカットされていました。
その後、コッポラはTV版でカットされたシーンを復元して「ゴッドファーザー・コンプリート・エピック」としてアメリカでビデオ販売され、「ゴッドファーザーPART3(1990)」制作に当たって改めてこれまでの2作品をより完璧なものにする為に手直ししたのが『ゴッドファーザー 1901-1959/特別完全版(1981)』なのである。
これは2作品に約50分の未収録場面が追加され本編約420分の作品となっています。
この特別完全版を再び観たい私はひたすら30年以上DVDかBDの販売を待ち続けていましたが今日現在販売はされていません。
ソフトとして販売されたのはVHSとLD(レーザーディスク)だけで、今後DVDとBDの販売はない!と見切りを付けてメルカリで買ってしまいました。LDを!(再生機も持っていないのに)(その後中古を探して本体をヤフオクで買いました)
購入後は速攻で7時間イッキミです!
どうしてここをカットするんだ?ってシーンが満載で物語の重要なシークエンスが幾つも挿入されているばかりか、映画版とは撮影アングルが異なるリテイク・シーンも併せて60近くのシークエンスが加えられていました。
もう少し詳しく書くと1987年5月にフジテレビ系にて4週連続で初放送(字幕版・深夜放送)、1994年12月30日にはテレビ東京系にて吹替版が放送されています。
この際、上記劇場版2作のテレビ放映時吹替とはメンバーを一新した日本語版が製作されました。
その後、日本では2014年にCSチャンネルムービープラスで約20年ぶりにデジタル・リストア済のHD放送、ステレオ音声、ワイド画面仕様にて放映されています。
この際、コッポラの意向により、日本語題名を『ゴッドファーザー テレビ完全版』に改称しました。(Wikipedia)一部抜粋。
念願の特別完全版を観ることは出来ましたが、悲しいかなLDの画質だけはどうにもならず、現在のDVDやBDと比べるとかなり落ちてしまいます。
ということで私が観たいのは「CSチャンネルムービープラスで放映されたデジタル・リストア済のHD放送、ステレオ音声、ワイド画面仕様」のBD版ですね!
いつかBDで販売されることが願っています。(見切りは付けたんですが・・・)

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