映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
1年に1作品づつ公開されていて7作品に7年を費やしたシリーズで毎年鑑賞していましたが、流石にファイナルを鑑賞した時に7年前の内容を明確に覚えていた訳ではないので、改めてイッキ観してみた。
1作目を以前に観ていたので続編を観たわけだが、1作目はまぁまぁ面白かったのは覚えているがラストの記憶が殆どないのである。
2作目もそれなりに楽しめたので観終わった後で1作目を観てみると2作目は前作の翌日へと繋がっていた。
つまり完全な続篇で2作品を合わせても3時間ほどにしかならない。
「ヨハネス・ロバーツ」監督によるホラーサスペンスだが両作品につながりはなく、続編に関してはタイトルの「海底47m」は全く関係がない。
共通しているのは巨大な人喰いサメに襲われるというお決まりのパターンで、「海底47m(2017)」は「オープン・ウォーター(2004)」や「ロスト・バケーション(2016)」の類だが、現代では水中でも互いに会話が出来たり「窒素酔い」による幻覚症状という新しい要素を加えて一捻りしている。
最近のホラー映画の中では間違いなく怖さBEST5の中の1作品になります。
「ソウ(2004)」の「ジェームズ・ワン」監督が、実在する著名な超常現象研究家エド&ロレーヌ・ウォーレン夫妻が1971年に体験した衝撃の事件を基に描いているので実話として鑑賞するとかなり怖い!
「ジョン・カーペンター」監督の大ヒット「遊星からの物体X(1982)」の前章譚の作品ということで、30年前に観た感動作の序章なら観ない訳にはいきません。
悪くはないのですが結果が判っているだけに前作のような緊張感はなく、展開も似ていますが、30年という歳月の映像技術の進歩は目覚しく迫力はありました。
前作のファンなら押さえておきたい作品ですね。
In: ホラー
30 1月 2012吸血鬼映画としてコメディ色を入れながらも高評価だった「フライトナイト(1985)」をリメイクした作品で、登場人物の役名はそのままだったり[招待されないと家に入れない]といったオリジナルでのお約束はそのまま引き継がれており楽しめました。
主演の「アントン・イェルチン」は今年で23歳になるので「ターミネーター4(2009)」や「スター・トレック(2009)」では好演ながらも、今回の高校生役には無理があったように感じましたが、存在感があったのは「マイアミ・バイス(2006)」以降は何故か主演から遠ざかっていた「コリン・ファレル」で、本作では敵役であるヴァンパイアを熱演しています。
In: ホラー
19 10月 2011「ファイナル・デスティネーション(2000)」
「デッドコースター(2003)」
「ファイナル・デッドコースター(2006)」
「ファイナル・デッドサーキット 3D(2009)」
そして本作となるこのシリーズも5作目となり、パターンも決まってるのですが、いつも観てしまいます。
冒頭の壮絶な事故で死んでしまう運命だった人間を、予知夢を見た主人公が仲間達を救うのだが、死の運命からは逃れられずに徐々に死んでしまうというお決まりの内容で、このシリーズは如何にして死んでしまうか?というのが見どころとなってなっていて観客の予想を裏切る見せ方が醍醐味となっている。
タイトルを観る限りB級ムービー丸出しなのだが、「リチャード・ドレイファス」が「JAWS/ジョーズ (1975)」以来の海洋パニックに出演しているし、しかも役名が「ジョーズ」と同じ「マット」でしっかりオマージュしてあるのだろうと勝手に想像したり、「エリザベス・シュー」や「クリストファー・ロイド」といった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の面々も観れてテレビCMもしてるとなれば多少の期待をしてしまっても仕方がないというものです。
本作とどうしても比べてしまうのは「スピーシーズ/種の起源(1995)」だが、スピーシーズは生命体を成長の過程で直ぐに殺してしまおうとして逃げ出してしまい、これを追いかけるというテンポの良い展開だったが、本作は新生命体を他の人間に判らないように育ていくというパターンで、主人公の心の葛藤を交えたSFホラー作品になっている。
共通点といえば、生命体が驚くべき速さで成長してしまうという点と、エロティックなシーンがあるという箇所だが、本作はテンポが悪く途中ダレてしまった感は否めなかった。
「ゾンビ(1978)」でその名を一躍有名にし、今ではゾンビ映画の巨匠とまで言われるようになった「ジョージ・A・ロメロ」監督の初期作品である「ザ・クレイジーズ(1973)」のリメイク作品で、監督は「サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005)」の「ブレック・アイズナー」に変わっているが、製作総指揮とオリジナル脚本にはしっかりとロメロ監督の名が連なっている。
私はオリジナル作品を未見の為に本作と比べることは出来なかったが、かなり好きなジャンルなので、日を改めて2回劇場で鑑賞してしまいました。
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