映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「ヘアスプレー(2007)」の「アダム・シャンクマン」が「トム・クルーズ」「キャサリン・ゼタ=ジョーンズ」という豪華キャストを起用したミュージカルだが、この2人は助演だった。
主演は「バーレスク(2010)」のジョージア役だった「ジュリアン・ハフ」で中々の熱演です。
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化で、80年代中頃のロックナンバーにすんなりと入って行ける私達の年代には受入れられる作品ではないだろうか?
全体の構成としては若干「バーレスク(2010)」に似ているが、此方はPG12なので少しお下劣(笑)だがロックン・ロールに上品さは必要ないだろう!
予告編を観たときから楽しみにしていましたが、決して期待を裏切らない作品です。
この映画が訴えているテーマは「チャンスは自ら掴むもの」「夢は自ら実現させるもの」なのですが、それを見事に映像で表現しています。
スターを夢見てアイオワの田舎町からロサンジェルスにやって来た少女アリ「クリスティーナ・アギレラ」は、経営難に陥っていた事も知らないままショー・クラブ「バーレスク」でウェイトレスとして働くことになる。
伝説のスターにして現オーナーのテス「シェール」は彼女の才能も知らないまま、経営危機を脱する為に奔走するが、それも限界に近づいてくる。
2007年ゴールデン・グローブ作品賞・男優賞の2タイトルを受賞した名コンビ「ティム・バートン」と「ジョニー・デップ」がタッグを組み「ヘレナ・ボナム=カーター」も加わったホラーミュージカルです。
まず自分が《デブ》だと思っている女性は必見の映画です!!!(絶対にです!)
この映画は60年代のアメリカにおいて人種差別や偏見を全く気にしていない人気TV番組のダンサーを目指す天真爛漫なオデブの女子高生とその周囲の賑やかな人間模様を描いたコメディでハッピーなミュージカル映画です。
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