ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011)

In: ドラマ

13 3月 2012

一度聞いたくらいでは覚えられないようなタイトルですが、2011年アカデミー作品賞と助演男優賞に「マックス・フォン・シドー」がノミネートされていた作品ですので鑑賞してきました。
「スティーヴン・ダルドリー」監督は本作が4作目となりますが、過去3作品は全てアカデミー監督賞にノミネートされていますし、「トム・ハンクス」と「サンドラ・ブロック」も出演しているので楽しみにしてましたが、久々に良い映画を鑑賞出来ました。
脇を固める俳優陣も「ジョン・グッドマン」に「ジェフリー・ライト」というベテランで超一級の作品に仕上がっています。
何が良かったのか?というと・・・
これは大好きな父親を9・11に失い、あるものを探してニューヨーク中を歩きまわる少年のロードムービーなんだけど、大人側から観たら礼儀作法を知らないウザイと感じさせる少年「トーマス・ホーン」が、後半で気持ちをぶちまける場面との緩急の差に腹が立つほど号泣させられてしまいます。(笑)
この映画のテーマは「喪失からの再生」で、内容を要約しちゃうと『眼に見えないところでも、実は支えてくれている多くの人がいる』ってとこでしょうか。
世の中そんなに甘くはないと思いがちですが、「世界最速のインディアン(2005)」のような良い人ばかりの映画もたまにはいいもんで、深く考えずに是非この作品を鑑賞してみてください。
本作を涙流さずに観ることは困難です。

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