アーティスト(2011)

In: コメディ|ロマンス

7 5月 2012

2011年度アカデミーの作品賞ほか5部門を受賞した作品で、私にとっては初の無声映画でした。
フランス資本の映画がオスカー賞を受賞するのは初めてだそうだが、フランス映画って意外と脚光を浴びてなかったんだと驚かされた。
率直な感想としては、好き嫌いが大きく別れる映画で、この作品がよくアカデミー作品賞を受賞したなという思いです。
サイレント時代の人気男優ジョージ「ジャン・デュジャルダン」は、トーキーの時代に移り変って新たなスターとして階段を駆け上り急成長していくペピー「ベレニス・ベジョ」とは正反対に忘れ去られてしまいます。
しかし、ペピーは何とか彼に復帰して欲しいと願い奔走する恋愛映画です。
重要なセリフのみ字幕は出ますが、大部分セリフは無く(ラスト以外)音楽のみで観客に伝えてくるので、セリフの内容は観客の想像力に委ねられ想像しながら観賞しなければなりません。
これを楽しいと思うか苦手と考えてしまうかが、好き嫌いの分岐点になる様な気がします。
言葉無しでも、こんなにハッキリと気持ちは伝わるんだという部分は十分に表現されていたと思いますが、万人受けする映画でもありませんし事前に情報を得ておいても観賞されたい映画ファンだったら共感出来る作品かもしれません。

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