映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
コミックの実写映画化された本作は、中国の春秋戦国時代が舞台であるにも拘らず日本人全てで占めている時点で期待はしていないが、原作が日本の漫画なので日本作品と割り切ってみればそれなりに楽しめます。
この物語は「史記」やそれに類推する歴史書から始皇帝となる秦のエイ政「吉沢亮」と秦国の将軍として後々まで彼に仕える李信「山崎賢人」の2人をノンフィクションと原作者のオリジナルストーリーで描いている作品。
そこには実在した楊端和(ようたんわ)「長澤まさみ」や王騎(おうき)「大沢たかお」など出てきますし原作でも史実に沿って物語は進んでいきます。
私は「史記」を全て読んだわけではありませんが、少しだけ調べてみるとこの「キングダム」という原作が史実にオリジナリティーを加え面白く描かれているということはよく判ります。
原作者「原泰久」さんの今後の執筆を楽しみにしています。
話が先走ってしまいましたが、映画化された本作は紀元前245年からのほんの一部ですのでこの壮大なストーリーからすると序章の序章でしかすぎません。
我々の知るイメージの良くない始皇帝を正反対に描いている本作は、エイ政が中華統一を成し遂げるまで続編が出来るなら観ておいても良い作品だとは思いますが、原作の方が絶対に面白いので中華の歴史に興味のある方にはコミックの方をオススメします!
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