映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
かなり見応えがあり現実ベースに演出も巧みで123分間真剣に見入ってしまいました。
2008年11月26日から29日に起きたインド・ムンバイでの同時多発無差別テロの作品でインドのタージマハルホテルで起きた衝撃の実話を映画化した実録サスペンスです。
凄惨な殺戮が繰り返される中、ひとりでも多くの宿泊客を救うために命がけで行動した誇り高きホテルマンたちによる奇跡の脱出劇を緊迫感あふれる内容で描いていますが実際にホテルで犠牲になった人の数は宿泊客より従業員の方が多かったとか。
しかも生き残った従業員の約半数は現在も就業していることに驚かされます。
この作品は登場人物の描写で此方が予測出来ない結果を迎えていることで後味が決して良いという訳ではありません。
しかし、実際のテロの凄惨性を考えるなら何が起こってもおかしくないし、突然テロに遭遇してしまったら一瞬で命を落としても不思議ではないことを目の当たりにしてしまいます。
余談ですがテロ発生後に首謀者は計画的にテレビで情報収集して実行者に携帯電話で指示をしていたので報道管制の重要さを痛感しました。
現代でも卑劣なテロ行為は世界各地で行われていますが、たった13年前の悲惨なテロを風化させないために今一度思い出すため観ておきたい作品です。
「ウトヤ島、7月22日(2018)」も2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起きたテロの作品で被害にあった側からの視点で全編ワンカットの低予算映画で緊迫感は伝わるものの中途半端な作品に仕上がってる感が否めない。
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