スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007)

In: サスペンス|ミュージカル|犯罪

17 2月 2008

2007年ゴールデン・グローブ作品賞・男優賞の2タイトルを受賞した名コンビ「ティム・バートン」と「ジョニー・デップ」がタッグを組み「ヘレナ・ボナム=カーター」も加わったホラーミュージカルです。
19世紀のロンドン・フリート街で理髪店を営み妻と娘と幸せに暮らす「ベンジャミン・バーカー」は妻に横恋慕した「ターピン判事」によって無実の罪で投獄させられてしまう。
15年後脱獄に成功した「ベンジャミン」は「スウィーニー・トッド」と名前と容姿を変え復讐しに街に戻ってくる。
彼の大家でもあるパイ屋の女主人「ミセス・ラベット」から妻はターピン判事に追いつめられた末に自殺してしまい娘は幽閉されているという事実を知らされる。
怒り狂った「ベンジャミン」はターピンへの復讐のみに生きることを決意して理髪店を再開し、食糧不足の「ミセス・ラベット」のパイ屋には客の喉をカミソリで次々に掻き切った死体を人肉餃子ならぬ人肉パイとしてメニューに!(怖)
オープニングから「ティム・バートン」色が満載な上にミュージカルということもあり、ハッキリと好き嫌いが別れる作品だと思います。
私には苦手なジャンルでしたが、後半の展開(意外性&どんでん返しアリ!)で何とか最後まで観れました。(前半はかなり苦しかった・・・)
「ジョニー・デップ」の大ファンで《ホラー》も《ミュージカル》も大好きな人にはオススメ! 条件を全て満たしてる人は少ないと思いますが・・・(^O^)
しかし私のような偏った観方をしなければ「ジョニー・デップ」の歌は素晴らしく「ヘレナ・ボナム=カーター」の歌声も見事でしたし間違いなく傑作だと思います。

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