映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「シェカール・カプール」監督と「ケイト・ブランシェット」が1998年の「エリザベス」に続き、再びコンビを組んだ歴史ドラマの続編です。
この映画はスペインとの宗教戦争・女王の暗殺計画・禁断の恋などと色んな試練に立たされた女王エリザベスを描いています。
見所は何といっても1585年にイングランド女王として無敵のスペイン艦隊を打ち破り黄金時代を築くまでの部分の筈でしたが、これは若干予告編に騙された観があり少し残念でした。
海戦の戦闘シーンは短く期待倒れでしたが、映画としての出来は非常に完成度が高く宗教絡みの史実なんで重い部分もありますが、9年前の「エリザベス」を観た後に本作を鑑賞すると無理なく映画の中に入っていけます。
スペインとの戦いの前に民衆の前に鎧姿で現れ鼓舞するシーンは「ジャンヌ・ダルク」を思わせスペイン大艦隊を炎上さすシーンは、三国志の「赤壁の戦い」を想像させましたが実際はどのように壊滅させたのか興味の尽きぬところではありました。
「ケイト・ブランシェット」は苦悩の女王を見事演じ切っていましたし、相手役の「クライヴ・オーウェン」は相変わらず良い味出してます。
ある程度背景を押さえて観たら歴史絵巻を堪能する事が出来る2時間となります。
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