フィクサー(2007)

In: サスペンス|ミステリー|犯罪

13 4月 2008

第80回「アカデミー賞」最多7部門ノミネート作品だったので公開日に劇場へ脚を運びましたが、期待したほどではありませんでした。
元来私の中で「フィクサー」の意味は=【黒幕】だと勝手に思い込んでおりましたが、劇中では【もみ消し屋=フィクサー】となっており取引先にとって勝つ見込みの低い不利益な案件を巨額で揉み消してしまう弁護士のことであり法律事務所の裏方で有能なフィクサーとして今作の主人公を「ジョージ・クルーニー」が演じており中々の熱演でした。
ウィキペディアで「フィクサー」を調べてみると
【フィクサーとは物事を決定する場合、関係する人間や団体の意向(広くは世論)も踏まえてそのステップを踏む際に、恣意的に内容や順序を変更したり新たな条件を発生させる手段を持っている人物を指す。往々にしてその手段は公正ではない場合があるが、同時に理想と現実の間で複雑化する人間関係や利害関係を円滑にすすめる役割を果たす場合もある。】
となっており納得するも「もみ消し屋」が大活躍する映画ではなく、かなり重い映画でしたが最後の15分のラストシーンは一応お約束のどんでん返しです。
特に派手な見せ場もありませんが、じっくりと見せてくれる作品ですのでDVDが発売されたらもう一度鑑賞したいとは思っています。

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