チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007)

In: コメディ|ドラマ

24 5月 2008

米国の下院議員「チャーリー・ウィルソン」をモデルに描いた実録政治コメディで、アフガニスタンに侵攻したソ連軍が退却へ追い込まれるまでに至った過程を主役に「トム・ハンクス」が演じ、大富豪に「ジュリア・ロバーツ」とCIAのはみ出し者「フィリップ・シーモア・ホフマン」を軸にコミカルに描いた作品です。
オスカー受賞者が3人も出演していたら自然と期待度は高まるので楽しみにして観に行きましたが、期待していたほどの内幕もの映画ではなく残念でした。
「共産主義は悪だから潰す!」という信念に基づいて、アメリカの正義は表向きには米国製武器をアフガン人に渡すと不味いので裏から手を回して他国の武器でソ連ヘリを撃墜したり、戦車を破壊したりという有名人が出演していなければ唯のプロパガンダ映画になる作品を誤魔化されたような映画です。
良かった点といえばチャーリーの補佐をしていた「魔法にかけられて」の「エイミー・アダムス」はやっぱり可愛くマティーニを飲みながら酔払ってるシーンは彼女のファンなら観ておいても損は無し!!
その他の脇を固めてるチャーリーズ・エンジェル達も中々可愛く華がありました。
「トム・ハンクス」は前作の「ダ・ヴィンチ・コード」のイメージが強過ぎた感があり本作は無視して次回作に期待します。

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