映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
In: ドキュメンタリー
6 7月 2008注目された映画だけあって100人ほどのミニシアターにも拘らず満員状態で久々に立見の出来る風景を観ました。
この映画館は立見が出るほど人が並んでいるのに、私が観に行った日は日曜日にも拘らず2回だけの上映とは・・・
全く謎のまま映画館の事情など知る由もなく先着順でしか入れない劇場なので朝早くから並びに行った甲斐があり2人目でした。
内容は日本在住19年の中国人監督が10年にわたって取材したドキュメンタリーでしたが、ハッキリ言って劇場公開するようなレベルの作品ではなかったことだけは間違いありません。
前半は終戦記念日の靖国神社に集う色んな集団が次々登場し淡々と撮影しているが、これは特に問題なし!
中盤からは刀匠の老人が登場してきてインタビューに答えられていたが問題はここから。
刀匠は高齢の為にたぶん耳が遠いのだろう。
それを良いことに
「休みの日は何をしていますか?」
という質問に対し
「靖国の日は・・・」
と刀匠は勘違いをして話をし始め、この監督は質問を訂正することもなくカメラを廻し続ける。
その他にも過去を懐かしんで純粋にインタビューに応じる老人に対して執拗な程に靖国刀と戦争へのコメントを何とか引き出そうとする誘導尋問は観ていて非常に不愉快になりましたし、この刀匠が自分のインタビューの場面を全てカットして欲しいと劇場公開前に言ったことも判ります。
恐らく全編を通して内容を観られていなかったのではないかな?(憶測ですが…)
この監督はハッキリ言ってド素人ですし映像作家としては最低ですね。
話題になっていたので観に行ってしまいましたが、全く劇場で観る必要はありません。
編集も映像も雑ですし、お金貰って劇場で観せられるレベルには全く達していない素人の記録映像です。。
ただ靖国神社の境内で星条旗を振ってたアホな米国人にはだけは唯一笑わせて貰いましたが。。。
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