映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
中国映画史上最高額という17億円の巨費を投じて製作され国内では約400万人を動員する大ヒットを記録したという悲劇の実話を描いた戦争ドラマです。
第二次大戦後に始まった中国共産党と国民党との内戦から引き起こした淮海(わいかい)戦役を舞台に人民解放軍に所属する第9連隊の連隊長の物語を「女帝[エンペラー]」でメガホンをとった「フォン・シャオガン」監督が見事な作品に仕上げています。
先ず驚かされたのは撮影技術で冒頭からの戦闘シーンはリアル過ぎるほど生々しい映像で戦争の惨さを観るものに訴えかけ思わず眼を背けてしまうほどです。
私は中国映画を殆ど観ていないのでこのレベルの高さに驚かされました。
物語自体は集合ラッパの合図があるまで炭鉱を死守することを命じられた連隊の連隊長がラッパ音を確認出来ずに戦闘を継続した為に部下を全滅させてしまい隊長ただ一人が生き残って自責の念にかられ、残りの人生をかけて実際に戦闘がありその戦闘で部下達が烈士として戦死したことを証明するために奔走する感動の物語でした。
まぁ多少のツッコミ所もありますし、特に連隊長が戦闘で最後の一人になってしまうシーンは省かれてあるので、その点はすごく不満が残りましたがDVDが発売されたらもう一度じっくりと観てみたい映画です。
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