映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「キング・コング」以降、パッとしなかった「ナオミ・ワッツ」と「トゥモロー・ワールド」「インサイド・マン」などで存在感を知らしめた「クライヴ・オーウェン」のコンビで難攻不落の巨大銀行の巨悪に迫るサスペンスです。
舞台はベルリンを始め、リヨン・ルクセンブルク・ミラノ・ニューヨークといった各地を飛び回る為に最初は若干追いついていくのに戸惑うが、物語は判りやすくテンポ良く展開するストレートな内容は気持ちよく観賞出来ます。
後半の山場に美術館での銃撃戦がありますが、白昼の大衆が集まるような場所で多数の暗殺集団を送り込むなんてシーンは、あまりにも現実離れしていてリアルさには欠けるものの、このシーンがあるからこそ単なる「社会派映画」としてではなく娯楽サスペンス映画となっているのだと思う。
この作品は70年代の作品を彷彿させるような演出を意識した造りになっているような気がしてならないが(私は「フレンチ・コネクション」や「ゴッドファーザー」を思い出しました)サスペンスとして久々に楽しめた映画でした。
お奨め映画です!
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