ドゥームズデイ(2008)

In: SF|アクション|サスペンス

26 9月 2009

正に超B級娯楽映画の王道を行く内容で、1980年代に戻ったかのような錯覚に陥ってしまう映画です。
しかもB級映画の特権?である筈の「低予算」であるが故のB級映画なのに、この作品は予算たっぷりの高額映画ですが、B級映画お約束の血みどろシーンはちゃんとあるのでご安心?を!(ちなみに「R15+」です)
始まって暫くすると「ニューヨーク1997(1981)」のパクリかと思わせるような設定で唖然とさせられた後に続いて、限られた仲間達が次々と死んでいく様は「エイリアン2(1986)」を連想させるタイムリミットもんで、最近ではよくみる設定のウイルス感染パニックの近未来SFアクション映画となっており、最後はもう完全に「マッドマックス2(1981)」とクリソツで、ラストのカー・アクションのシーンなんぞはデジャヴに襲われるほど似ていますが、手に汗握る大迫力でのバトルは眼が離せません!
監督の「ニール・マーシャル」は前2作品の「ドッグ・ソルジャー(2002)」「ディセント(2005)」(共にホラー・サスペンス映画)の評価が良かったのかどうかは知りませんが、今作にはかなりの予算が貰えたようで、恐らく上記映画の大ファンだった彼は自分の好き放題に造りたかったのでしょう。
「アンダーワールド:ビギンズ(2009)」でソーニャ役の「ローナ・ミトラ」は、かなりの好演で戦う女戦士の作品が多くなってきた昨今ですが、この作品は最後まで十分に楽しむことが出来ます。

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