ファイナル・デッドサーキット 3D(2009)

In: サスペンス|ホラー

24 10月 2009

このシリーズも本作が第4作目となり、
第1作「ファイナル・デスティネーション(2000)」
第2作「デッドコースター(2003)」
第3作「ファイナル・デッドコースター(2006)」
と3年ごとに続編が出て、1~2作目は繋がりがあり斬新なアイデアで楽しめましたが、それ以降はマンネリ化してきています。
3~4作目はストーリーよりも如何に死の運命から逃れられずに死んでしまう《死に様》に重きを置いてる作品になってしまっています。
今回は「3D」という手法をプラスさせているので、目先を視覚効果に持って行ってる分だけ物語は希薄になっているが迫力はありました。
眼鏡をしている私は3Dのメガネがし難い為に若干観難いのは仕方がないのですが、煩わし感は否めません。
3Dはメガネをかける為かどうかは知りませんが、割引特典も利用出来なくて鑑賞料金も通常より若干高いのです。
にも拘らず、劇場では吹き替えしか上映していない!(怒)
しかも「田中直樹(ココリコ)」「里田まい」「はるな愛」という面子・・・
それなりの声優を使って欲しかったが、正直素人の吹き替えは下手だったしガッカリでした・・・
最近の3D映画は吹き替えが定番らしいが、年末の「ジェームズ・キャメロン」監督の「アバター(2009)」はどうなるんだかと心配になってきます。
本作の監督は第2作の「デッドコースター」でもメガホンを取った「セルラー(2004)」の「デヴィッド・R・エリス」だったので、何とか物語を繋げて欲しかったが、前作との関連は全くありません。
しかし今回の作品は3Dの為、何度かスクリーンから飛び出してくる映像に思わず顔を避けてしまう迫力あるシーンは面白かったし、シリーズを通して死に方では肉片になる場面が最も多かった作品でもありました。
このシリーズの醍醐味は「次にどう死ぬか?」なんですが、本作はそれを3Dにしているので家庭用DVDで味わえない迫力は劇場で観るしかないと思います。
以上のコメントで興味を持った人は映画館で鑑賞して下さい。

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