ソウ6(2009)

In: ホラー

7 11月 2009

パンフレットにも書かれていますが、このシリーズは大きく別けて1~3作目が3部作の最初の完結で、4~6作目が2回目の完結となっています。
3作目と4作目が実は同じ時間軸で物語が進行していたのですが、今回の6作目で判らなかった謎が一応の終結を迎えます・・・が、間違いなく7作目に続きます。
この作品、ジャンルは「R15+」のホラーとなっていますが、私はホラーではなく完全にサスペンスだと思っています。
確かに回を増すごとに残虐になってるシーンは増えてるように感じますが、怖いと思わせる箇所はありません。
ソリッド・シチュエーション・スリラーという新しいジャンルは、限られた状況下にある人間の極限の状態をスリリングに描き、観てる側にも身体の痛みを感じさせるというものですが、6作目ともなると不思議なもので1作目に感じた強烈な感じ方が徐々に麻痺して痛みを感じなくなってきている自分が怖くなってしまいます。
更にエンディングでの「そうだったのか!」「やられたなぁ~」といういわゆるドンデン返しはシリーズが進んで行く都度に薄れてきており、本作の最後のオチは既に5作目の時点で殆ど読めていましたので、「ヤッパリ!」という期待を裏切って欲しかったのに裏切られないエンディングはとても残念でした。
それでもシリーズで観てる人なら観に行くしかないわけで、この1年間つかえていたものがスッキリする事は間違いなしです。
続編の7作目は「3D」になるので、また違った驚きで楽しませてくれるのではないかと期待しています。

Comment Form

You must be logged in to post a comment.

About this blog

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Quisque sed felis. Aliquam sit amet felis. Mauris semper, velit semper laoreet dictum, quam diam dictum urna, nec placerat elit nisl in quam. Etiam augue pede, molestie eget, rhoncus at, convallis ut, eros. Aliquam pharetra.

Photostream

Categories

Archives