映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
たまに登場のモモです。
近頃話題の3Dはまだ未体験のため「とにかく3D映画を観てみたいねん!」と行ってきました「クリスマスキャロル」
チャールズ・ディケンズの原作を、むか~しに読んだ記憶があったのですが、なんという感想もないありきたりのストーリーだったよなと思いつつ、今回は全興行収入のうち3Dが占める割合が75%にも上っているということで、3D♪3D♪と初体験を楽しみに。
まず劇場入り口で渡されたメガネが、昔の紙のピラピラ赤緑セロファンとは違い、しっかりした作りに期待もふくらみ、いざ!
結果からいえば、絶対に3Dで観るべきです。
音響と合いまった飛び出し感は抜群で、不気味な怖がらせ度もばっちり。
目の前に降る雪には思わず手を伸ばしたくなり、空を飛ぶ鳥瞰はまさにディズニーランドのアトラクション感覚でした。
もちろんイスは揺れていませんでしたが(笑)
誰もがやさしくなれるはずのクリスマスに、金貸しの守銭奴スクール爺さんは、寄付を求める貧しい人々を怒鳴り帰す、町の嫌われ者。
人間関係よりも、やっぱりカネ勘定。
そこにかつての共同経営者である友人の亡霊があらわれ、このままでは空しい人生になるとクリスマスに3人の聖霊と共に時空の旅という奇跡を贈る。
そこでスクール爺さんは自らの過ちに気づき、過去を悔い現在を改めれば、未来は変えられるという教訓的なストーリーです。
基本的には子供向けなのでしょうか、思春期に読んだからこそ「ふ~ん‥」で終わったものが、大人になってからの方が逆に色々と考えさせられました。
自分の人生を振り返り、この先の人生をしっかり見つめるいい機会になります。
比べて、経済破綻で格差社会となった現在、金融マンが痛い目にあうこのストーリー、結構な皮肉たっぷりの映画だといえよう。
願わくはこの映画を観て倫理の大切さに気づいてほしいエリートたちよ。(by momo)
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