映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
大方の予想を裏切り大本命の「アバター(2009)」を抑えて本年度アカデミー賞の作品賞他6部門に選ばれた本作を偶然アカデミー賞発表の前日に観て来ました。
でも、この作品って2008年製作の映画だったんですね。(意外!)
発表は本年度のアカデミー賞にノミネートされたくらいですから、米国では2009年の公開だったんでしょうが、この作品の舞台であるイラクでの現実がシンクロして、家族がイラクに行ってる米国の人たちにとっては非常にリアル感があったと思います。
物語は苦悩するイラク戦争従軍兵士の中で、爆弾処理という任務についてる「ジェレミー・レナー」を中心とした3人の兵士にスポットを当てていますが、物語の起伏は特になくドキュメンタリー風に物語は進んでゆきます。
ただ途中の緊迫感は半端じゃなく、まるで自分が戦場にいるかの如く緊張してしまいました。
あの緊張感は劇場でしか味わえないと思いますので劇場鑑賞を強くお勧めします。
戦場は麻薬と同じだという最初のテロップにふさわしい内容で、死と隣り合わせの世界観を「キャスリン・ビグロー」監督は非常に上手く描写しています。
彼女が「アバター (2009)」の「ジェームズ・キャメロン」監督の元妻だったことは有名で、今年のアカデミー賞は違う意味でも興味深い争いでした。
最近5年間のアカデミー作品賞は
2008年 スラムドッグ$ミリオネア
2007年 ノーカントリー
2006年 ディパーテッド
2005年 クラッシュ
2004年 ミリオンダラー・ベイビー
ですが、私的には毎年上記作品より面白い作品が多数あるので賞の基準がイマイチ判りませんが、自分の中の本年度ナンバー・ワン映画はやっぱり「アバター (2009)」で、次点は「グラン・トリノ(2008)」でした。
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