映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「96時間 (2008)」の「ピエール・モレル」監督が前作同様にノリの良いテンポで観る側を全く飽きさせない構成で終始画面に釘付けの作品でした。
内容はフランスのアメリカ大使館に勤務するリース「ジョナサン・リス・マイヤーズ」はエリート大使館員にしてCIAの見習い捜査官で華やかな活躍に憧れながらも仕事は地味な活動ばかりだったが、ある日麻薬捜査のためにCIA本部から凄腕エージェントであるワックス「ジョン・トラヴォルタ」のパートナーを任されることになり、遂に与えられた重要任務に張り切っていたが、ワックスは任務のためなら1日で26人をも殺してしまう過激な男だった。
そんな、2人のやりとりを見ていると最初は頼りなかった「ニコラス・ケイジ」が凄腕のスパイだった「ショーン・コネリー」と組んで最後は逞しくなり大活躍をする「ザ・ロック(1996)」を思い出してしまった。
本作は上映時間が95分だった為に何かあっという間に終わってしまった感がある。(「ザ・ロック」は135分だった)
文句なく楽しめる作品だったが、あえて難点をいうなら黒幕の背景が殆ど語られていないのでテロリスト組織がどういう連中で、何が目的の事件なのかが判り難い。
後半で判る敵はある程度読めていたが驚かされる人は多いかも?
ラストはどうなるのか読めなかったしドキドキするが、唐突な展開過ぎる感は否めない!
背景がもっと念入りに語られていれば驚きや悲劇性もあっただろう。
最後の「トラヴォルタ」が「マイヤーズ」に渡す写真にはグッ!ときたよ!
それと空港の外で2人がチェスを始めるカットでエンディングは好きだなぁ~。。。
ひとり言のように書いてしまってますが絶対面白い作品なんで是非とも劇場で!
2010年の私の中のナンバーワン作品です!(未だ13作品しか観てないけど・・・)
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