ソルト(2010)

In: アクション|サスペンス

8 8月 2010

本作の「フィリップ・ノイス」監督と「アンジェリーナ・ジョリー」といえば「ボーン・コレクター(1999)」のコンビとなるので楽しみにして劇場へ脚を運びました。
内容はCIA分析官である「イヴリン・ソルト」(アンジェリーナ・ジョリー)はロシアから逃亡してきた謎の密告者を尋問していて、いきなり二重スパイの容疑をかけられ仲間たちから追われる身となる。
物語に深みを持たせているのはロシア大統領の暗殺のくだりで、ケネディ大統領を暗殺したオズワルドの話が出てくるが、そのエピソードのオズワルドは実際の実行犯ではなく、犯人に仕立てられたという陰謀説の予備知識が映画の内容とシンクロしてソルトは大統領暗殺の実行犯ではないのか?という推測に辿りついてもラストまで真相は謎のまま観客を引っ張っている。
二重スパイ疑いをかけられた凄腕のCIAエージェントである彼女は圧倒的な強さという設定で不自然な感じがするかもしれないが「トゥームレイダー (2001)」「Mr.&Mrs. スミス (2005)」「ウォンテッド (2008)」に主演してきたので違和感が全くなかった。
「トム・クルーズ」主演で2007年に『エドウィン・A・ソルト』というタイトルで企画がスタートしたというこの映画ですが、彼よりもアンジーを主役にした事は今作の映像を観る限り正解だったように感じる。
手に汗握るアクションとサスペンスの連続で娯楽映画として最後の最後まで非常に楽しめたが、続編があるかどうかは疑問のエンディングでした。

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