映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「三池崇史」監督が「工藤栄一」監督の「十三人の刺客(1963)」を豪華俳優陣でリメイクした時代劇です。
先ず驚かされるのは「三池崇史」監督のジャンルの幅の広さ!
「着信アリ(2004)」「インプリント ~ぼっけえ、きょうてえ~(2005)」のようなホラーが専門かと思えば「クローズZERO(2007)」のような学園もの「ヤッターマン(2008)」みたいなコメディや「神様のパズル(2008)」のロマンスまで何でもありの監督さんのようで驚かされます。
今回は初の時代劇というジャンルでしたが、心配無用の面白さで上映時間の141分は全く気にならない尺で観る側を退屈させません。
ラストの50分にも及ぶ激闘は圧巻です。
秀逸だったのは「稲垣吾郎」の極悪振り!(最高でした!)
一番カッコ良かったのは「伊原剛志」で、立ち振る舞いは貫禄で「松方弘樹」かな?
主役の「役所広司」がこの作品がヒットしなかったら「役者を辞める!」と豪語するだけあって迫力があったし「山田孝之」の家を出る前のセリフは決まってました!!
日本人は基本的に赤穂浪士のような敵討ちもんが好きなんですよね!
「藤沢周平」三部作(「たそがれ清兵衛(2002)」「隠し剣 鬼の爪(2004)」「武士の一分(いちぶん)(2006)」)のような作品も良いけれど観終わった後の爽快さはダントツで本作のほうです。
映倫「PG12」の作品ですので、若干キツいシーンもありますし楽しくアベックで鑑賞というタイプの映画ではありませんが、私のお勧め映画です。
オリジナルでは「片岡千恵蔵」が島田新左衛門で「里見浩太郎」が島田新六郎という豪華陣で山の民の木賀小弥太は「山城新伍」がやってたらしいので機会があれば是非観てみたいと思っています。
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