映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「バイオハザード」シリーズの「ポール・W・S・アンダーソン」が製作を手がける異色のSFスリラーで、主演は「アラモ(2004)」「バンテージ・ポイント(2008)」の「デニス・クエイド」と、共演に「3時10分、決断のとき(2007)」の「ベン・フォスター」で、監督はドイツの新鋭「クリスティアン・アルヴァルト」です。
西暦2174 年、地球は限られた資源の争奪が頂点に達し枯渇していた。
人類は地球と同じ環境の惑星タニスへの移住を計画し、地球を離れ新たな惑星へ選ばれし者たち6万人が搭乗した巨大宇宙船エリジウムが旅立った。
やがて、船内で冷凍睡眠から目覚めた2人の宇宙飛行士は記憶を失っており、ミッションの内容はおろか、何故そこにいるのか?自分たちが何者なのか?全く記憶のない中、船内を捜索していると、彼ら以外にも恐ろしい「何か」が存在 していることに気づく。
動くモノを狩っている得体のしれない「何か」が群れをなして船内を徘徊しており、逃げ回っているうちに少しずつ男の記憶は戻ってきて、彼らの任務や船の存在意義を思い出していくうちに「パンドラム症」というキーワードが実に上手く映画をまとめている。
ラストのクライマックスのオチは意外で、最後のエンディングは面白かった。
中々将来が楽しみな監督のようなので今後の作品にも期待したい。
この作品は残念ながら全国でも上映館が少なく劇場で鑑賞出来ない人も多いと思うが、名優「デニス・クエイド」が出演で内容も悪くないので、観る機会のある人は是非劇場で鑑賞して頂きたい作品です。
(この作品の劇場用パンフレットは販売されておりません)
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