映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
1作目「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009)」の続編で「ミレニアム」3部作の続きとなるが、1作目は一応一区切りがついており「2」と「3」は繋がっているので前後編の作品として鑑賞した方が良いだろう。
この北欧のミステリー巨編は「ドラゴン・タトゥーの女」が153分、「火と戯れる女」が130分、「眠れる女と狂卓の騎士」は148分と非常に長尺で内容も暗いがシナリオがしっかりとしている為に観る側を飽きさせない。
まぁこのシリーズ全編に通じていえることだが、内容と音楽は暗いし、上映時間が長いので好き嫌いは別れる映画かもしれないが、私は全く飽きることなく作品に没頭出来た。
監督は1作目の「ニールス・アルデン・オプレヴ」に変わり「ダニエル・アルフレッドソン」がメガホンをとっている。
2作目は、ヴァンゲル家事件が解決し1年経ってから、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害されるという事件が発生し、殺人の容疑者となったリスベット「ノオミ・ラパス」が、混乱する警察捜査を尻目にミカエル「ミカエル・ニクヴィスト」ら彼女の無実を信じて行動している男たちが奮闘し、リスベットの衝撃の過去が展開されていく。
リスベットは警察の追跡をかわしながら一人で犯人と対決する道を選び、やがて事件の背後の巨大組織が浮かび上り衝撃の事実が判明する。
3作目は、瀕死の重傷を負ったリスベットに代わりミカエルを中心としたリスベット救済チーム「狂卓の騎士」が結成され、恐るべき巨悪な秘密組織に立ち向い、全貌に迫るとともに、ついに最終決戦を迎えた法廷での緊迫の攻防がスリリングに展開していく。
全編長く暗い雰囲気のストーリーだが、最後でやっとスカッ!とする終り方をしてくれているので救われるし、私的には3部作をまとめて観れるならお奨めの映画です。
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