映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「ジョージ・A・ロメロ」監督のホラー映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生<未>(1968)」「ゾンビ(1978)」「死霊のえじき(1985)」を明らかにモチーフにしながらも、そこにSFとコメディを盛り込むという新ジャンルに挑戦した「アンデッド(2003)」の監督である「ピーター・スピエリッグ」「マイケル・スピエリッグ」兄弟の2作目となる作品である。
主演は「ビフォア・サンセット(2004)」「アサルト13 要塞警察(2005)」の「イーサン・ホーク」、共演は「ウィレム・デフォー」と「サム・ニール」でB級映画としては豪華な配役である。
物語は近未来の地球を舞台にした2019年、謎のウイルスの蔓延により地球上は人間に代わり95%がヴァンパイアとなり新たな社会が築かれる。
生き残った人間と人類減少による食糧問題に直面するヴァンパイア達は人間たちを捕獲し、血液供給源として管理・飼育しているが食糧問題が深刻化していた。
この人間vsヴァンパイアの関係をユニークな設定と視点で描いており、かなり良く出来た仕上がりとなっている。
特に人間的なヴァンパイアが、今の社会風刺にもなっており面白いのでお勧めしたいが、残念ながら上映館は少ないようだ。
観れない人はDVD発売まで待って他のヴァンパイア作品と是非比べて欲しい作品なのでお勧め出来ます。
Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Quisque sed felis. Aliquam sit amet felis. Mauris semper, velit semper laoreet dictum, quam diam dictum urna, nec placerat elit nisl in quam. Etiam augue pede, molestie eget, rhoncus at, convallis ut, eros. Aliquam pharetra.