映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
この作品の評価は賛否両論あるようですが、確かに微妙な内容でした。
原作アニメの「宇宙戦艦ヤマト」を無視して鑑賞した方が楽しめると思うが、残念ながら原作を知っている私は別物の作品として観ることが出来ず、ツッコミ所が多くなってしまい少々ガッカリした作品になっていました。
そもそも原作の壮大なストーリーを若干長尺とはいえ138分にまとめる事自体に無理があるのだから、原作を重視するなら3部作に別けるとか、一つのエピソードを重点的にした方がファンには受けただろう。
違う作品にするなら、もう少し一捻りした展開をして欲しかった。
例えば頭脳戦を繰返して最後に観客を唸らせるようなオチにしないと、今回のような内容ではチープなSFの「月9」TVドラマを見ているようで私は感動する場面がなかった。
但し、物語の内容は上記の通りだが映像に関して、特に戦闘シーンは迫力があったし現在の日本の最高技術陣と銘打ってるだけあって十分満足出来る出来である。
残念だったのはヤマトの司令室である艦橋内の安っぽい計器類などは作品の質を落としてしまうので、もう少し考慮するべきだっただろう。
「GALACTICA/ギャラクティカ(2004~2009)」のようなアメリカのTVシリーズですらあそこまで酷い大道具は使っていないので大いに参考にしてもらいたい。
(最も予算が大きく違うので、ある程度は仕方がないのだろうが・・・)
まぁツッコミ所は多々あるが、この映画に一つ一つそれを挙げるのは野暮なので鑑賞後に皆さんで大いに討論して下さい。
面白いと思ったのは、この話って200年位先の設定なのに未だAED(自動体外式除細動器)持って走り回ってるんです。
宇宙戦艦造る技術はあっても医療技術は全く進んでないという設定に大笑いしてしまいました。
万人にお勧め出来る作品ではありませんが、ヤマト好き人間なら観ておかないと会話に入れませんので・・・
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