映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
In: サスペンス
7 1月 2011私は未見でしたが、本作はドイツ映画「es[エス](2001)」のリメイク作品で、1971年にアメリカのスタンフォード大学で行われた「スタンフォード大学監獄実験」という事件を元に映画化された作品です。
予告編を観た範囲では、どうやら心理もののジャンルで、それほど面白そうではなかったのですが、リメイク作品であるということと「戦場のピアニスト(2002)」「キング・コング(2005)」の「エイドリアン・ブロディ」と「ラストキング・オブ・スコットランド (2006)」の「フォレスト・ウィッテカー」が出演していたのが決め手となり鑑賞してきました。
日当1,000ドルという高額な報酬に惹かれた素性も参加理由も知らないもの同士が、大学で行われる期間14日間の実験に参加することになる。
実験の内容は被験者となる24人の男たちが刑務所と同じ環境下で、看守役と囚人役に分かれ、それぞれの役割に従って行動するというものだったが、1人の死者が出て僅か6日間で中止になった理由を各人の心理状態の変化と共に日ごとに描いた作品でした。
同じような境遇の人間でも特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験で環境や立場で性格が変化していくという所を映像で表現したかったのだろうが、私にはなるほどとは思える内容ではありませんでした。
でも、戦争に駆り立てられ殺し合いをする感覚というのは、こんな心理状態だろうから出来るのかもしれないと、ふと思ったりしてしまいました。
心理もの映画や群集心理に興味のある方にはお勧めですが、私は苦手な内容でした。。。
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