アンストッパブル(2010)

In: アクション|サスペンス

14 1月 2011

本作監督の実兄「リドリー・スコット」監督が「ラッセル・クロウ」とよくコンビを組んでいるように「トニー・スコット」監督はどうやら「デンゼル・ワシントン」がお気に入りのようだ。
このコンビの作品は「クリムゾン・タイド(1995)」「マイ・ボディガード(2004)」「デジャヴ(2006)」「サブウェイ123 激突(2009)」に続き5作目となり、このコンビによる作品は殆ど外れがなく楽しめる。
特に本作はカメラワークでフラッシュ編集を多用しており、この監督らしさがよく出ている。
緊迫感を持続させて手に汗握り、上映時間の99分が短く感じてしまう超一級の映画に仕上がっている。
もう一人の主演「クリス・パイン」は「スター・トレック (2009)」「フェーズ6 (2009)」などで主役を演じている最近売り出し中の青年で演技も巧いし、今後が楽しみな一人である。
列車の暴走で最初に思い浮かんだのは「大陸横断超特急(1976)」だったが、これはコメディ色の強い映画だったし「カサンドラ・クロス(1976)」は非常に面白かったが、もし今改めて観なおしたなら時代を感じずにはいられない作品だったと感じてしまうだろう。
「暴走機関車(1985)」も良かったが、本作と比べたらパターンは別物なので比べられない。
一番の見せ場は列車が大カーブを曲がる時の映像で、暴走列車のスピード感と迫力は大スクリーンで観ないと楽しめない。
テンポも良く人間関係も単純だし、最後のオチも少し入れて気持ち良く劇場を後に出来る作品です。

Comment Form

You must be logged in to post a comment.

About this blog

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Quisque sed felis. Aliquam sit amet felis. Mauris semper, velit semper laoreet dictum, quam diam dictum urna, nec placerat elit nisl in quam. Etiam augue pede, molestie eget, rhoncus at, convallis ut, eros. Aliquam pharetra.

Photostream

Categories

Archives