RED/レッド(2010)

In: アクション|コメディ

4 2月 2011

先ず映画を鑑賞する前に、現役を引退した年寄りが現役に復活して云々という前情報から思い出したのが「クリント・イーストウッド」の「スペース カウボーイ(2000)」だったが、本作は正にそのイメージ通りで、先に上映された「エクスペンダブルズ(2010)」を彷彿させるような豪華メンバーで、劇場で観ておいても後悔はしない。
設定には若干の無理を感じるが、元々アメコミが原作の話なんだから、軽いノリのシナリオはそんなに深く考える必要はないし、一応娯楽映画の王道を行くストーリーで、ジャンルはアクション・コメディなんだから、そんなことは気にせず豪華面子の演技を素直に楽しめた。
「ブルース・ウィリス」は当然の如く「モーガン・フリーマン」「ヘレン・ミレン」といったベテランに加え、47歳にはとても見えない「メアリー=ルイーズ・パーカー」には驚かされ、「リチャード・ドレイファス」や「アーネスト・ボーグナイン」「ジェームズ・レマー」まで出演しているという豪華配役で、特に秀逸なのはキレタ親父を演じている「ジョン・マルコヴィッチ」だった。
妄想癖が重なって警戒心を怠らない危ないオッサンの演技は期待を裏切らず最後まで楽しませてくれます。
アメリカ中西部から東海岸にかけて舞台は次々と替わって、その度に場所を示すポストカードが映し出されるシーンは一昔前の作品風にみせて野暮ったいのだが、私はその野暮ったさが結構好きでした。

Comment Form

You must be logged in to post a comment.

About this blog

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Quisque sed felis. Aliquam sit amet felis. Mauris semper, velit semper laoreet dictum, quam diam dictum urna, nec placerat elit nisl in quam. Etiam augue pede, molestie eget, rhoncus at, convallis ut, eros. Aliquam pharetra.

Photostream

Categories

Archives