映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
In: アクション
4 6月 2022結論からいいます!メチャクチャ面白いです!
久し振りにこれは絶対に・・絶対にスクリーンで観るべき作品だったなぁと!感じれた映画館でしか味わうことの出来ない至高の体験でした。
戦乱の中国を舞台に「墨守」という故事で知られる戦闘集団「墨家」の天才戦術家・革離(かくり)の活躍を描いた「森秀樹」の同名コミックを「アンディ・ラウ」「アン・ソンギ」「ファン・ビンビン」等の俳優陣で映画化した歴史アクション。
コミックの実写映画化された本作は、中国の春秋戦国時代が舞台であるにも拘らず日本人全てで占めている時点で期待はしていないが、原作が日本の漫画なので日本作品と割り切ってみればそれなりに楽しめます。
先ず興味を引かれたのが監督と俳優陣!
「ローン・サバイバー(2013)」「バーニング・オーシャン(2016)」「パトリオット・デイ(2016)」の「ピーター・バーグ」監督と数々のヒット作を連発している「マーク・ウォールバーグ」は4度目のタッグとなり過去の3作は何れも楽しめたので期待は裏切られません。
「ダニエル・クレイグ」シリーズの完結篇で過去の007とはテイストが少し違いますが原点回帰のジェームズ・ボンドは
「007/カジノ・ロワイヤル(2006)」(シリーズ第21作)
「007/慰めの報酬(2008)」(シリーズ第22作)
「007 スカイフォール(2012)」(シリーズ第23作)
「007 スペクター(2015)」(シリーズ第24作)
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020)」(シリーズ第25作)
主演「ベン・アフレック」といえば近年ではバットマンのブルース・ウェイン役のイメージが強く残っていますが、本作では高機能自閉症で数学の天才でありながらグリーンベレーの心理作戦班である父親にスパルタ教育された凄腕のスナイパーというアンチヒーロー役。
「エンド・オブ・ホワイトハウス(2013)」のジェラルド・バトラー主演の潜水艦アクションで彼の良さが引き出せている作品です。
緊張感はありますし海底と陸の合同作戦で終始飽きることなく観ていられますがあまりにも都合よくストーリーが進んでいく内容は当にアメリカご都合主義映画。
物語の設定にはかなりの無理があるが驚くべきは豪華俳優陣。
「ケヴィン・コスナー」「ゲイリー・オールドマン」「トミー・リー・ジョーンズ」「ガル・ガドット」「ライアン・レイノルズ」と全て1人で主演が出来るメンバーの演技をまとめて観ることが出来ます。
「エンド・オブ・ホワイトハウス(2013)」「エンド・オブ・キングダム(2016)」に続く「ジェラルド・バトラー」主演のシリーズ第3弾でアクション好きなら文句なく楽しめます!
1作ごとに出世していく「ジェラルド・バトラー」と「モーガン・フリーマン」でストーリーは大味で深みはありませんが銃撃戦や爆発や格闘が多彩ですので、この手の作品好きなら必ず満足出来ると思います。
期待通りの作品でした。
第二次世界大戦で英仏軍がドイツ軍の猛攻の前にフランス北端のダンケルクに追い詰められてしまい、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国へ40万人の将兵を脱出させる作戦(ダイナモ作戦)を「クリストファー・ノーラン」監督が映画化した作品。
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