主演は「ジョン・トラヴォルタ」と「クリムゾン・タイド (1995)」や「デジャヴ (2006)」で監督の「トニー・スコット」とコンビを組んでいる「デンゼル・ワシントン」で、1974年の「サブウェイ・パニック」を再度映画化したクライム・サスペンスです。
内容は、ニューヨークの地下鉄運行指令室で働くガーバー「デンゼル・ワシントン」と、地下鉄の1両目だけに19名を人質にとる犯人ライダー「ジョン・トラヴォルタ」との攻防をスリリングに描いている。
オリジナル版の方は、ガーバー演じる「ウォルター・マッソー」が地下鉄公安局警部補だったのに対し本作は地下鉄職員と違ってはいるが、その他の役柄は殆ど同じである。
観比べてみるとよく判るのだが、オリジナルの方は当然年代を感じさせる設定で身代金が今回の1,000万ドルに対し100万ドルだったり、地下鉄運行指令室の造りの違いなどは現代風で超豪華になっている。
ライダーは「ロバート・ショウ」が演じ、2人の会話もこの作品の楽しみな部分ではあるが、オリジナル版のラストが絶妙の終わり方だったのに対し本作は全くオリジナルのラストを引き継いでいない。
内容は変えてでもオリジナルのスパイスの効いたオチは取り入れて欲しかったが観れずに残念でした。
「ロバート・ショウ」よりも間違いなく「ジョン・トラヴォルタ」の方が悪人でオリジナルを知っていても先の読めない展開は緊張感を持続させられる。
この作品はカウントダウンする展開とスタイリッシュな映像で「トニー・スコット」色がよく出ている内容だったがあまりにも有り得ない偶然が数箇所・・・
そこは、まぁお約束の映画って事でスルーしてオリジナル版とリメイク版を両方観て比べると更に楽しめると思う。

製作が「リュック・ベッソン」で主演の「リーアム・ニーソン」も良い感じで歳を重ね、海外旅行先で拉致された溺愛する娘を救い出す父親を演じているのだが中々渋い作品に仕上がっていて十分に楽しめた。
誘拐された娘を救出する映画といえば直ぐに思い出すのが「アーノルド・シュワルツェネッガー」の「コマンドー(1985)」だが、リアルさはダントツで本作の方が上である。
タイトルの「96時間」とは事件発生から96時間を過ぎると被害者の救出がほぼ不可能になる事から来ており、単身パリへ飛び立ち長年培ったスキルを活用しながら捜索を開始してゆく。
特に少ない状況証拠からどのようにして犯人にたどり着くかが見所のひとつでもありアクションとサスペンスの程よいバランスで「リュック・べッソン」らしさがよく出ていた。
生ぬるい日本では想像も絶するような手口で拉致誘拐や人身売買等が日常行われており、中途半端な気持ちで観光旅行などと考えてる日本人なんぞ、それこそ格好の的になりかねないとの警告も発してるように感じる。
この映画は、一人あるいは友達同士で海外旅行を考えてる若い女性には特に観て欲しい作品である。
手ぐすね引いて獲物を狙ってる人間が其処等中にいるのだから・・・

そりゃ制作費を1億7千万ドルも使えばド派手な映画造れるわと思わせるだけ納得出来る作品でした。
目が回りそうなくらいのSFX満載作品で、オープニングからいきなり派手な戦闘シーンで始まりクライマックスまでCGアクションが続くジェットコースター映画だが内容はイマイチ薄っぺらい作品となってしまっている。
監督は「スティーヴン・ソマーズ」で、お金のかかる作品を数本手がけているが、全体的に鑑賞中はそこそこ楽しめるが心に残る作品が無いという感じの監督である。
彼の作品で1番好きなのは「ザ・グリード (1998)」で、その後の作品に「ハムナプトラ」シリーズ「スコーピオン・キング (2002)」「ヴァン・ヘルシング(2004)」などがある。
全て鑑賞しているが内容はイマイチ覚えていない。
まぁまぁ面白かった映画だったかな?というのが正直な印象である。
本作も鑑賞中は結構楽しめたが数日で内容を忘れてしまうような映画だった。
主役に有名どころはいないものの「デニス・クエイド」や「イ・ビョンホン」など脇を固めてる方が馴染みの深い俳優で頑張っていた。
その中で個人的に注目してて「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー (2007)」「P2 (2007)」「旅するジーンズと19歳の旅立ち (2008)」「スター・トレック (2009)」などに出演していた「レイチェル・ニコルズ」はカッコ良かった。
「続きががあります!」のエンディングだったので、続編が出れば当然のごとく観に行くだろうが多分「あぁ~面白かった!」で終わってしまう作品になるだろう。
しかし、「トランスフォーマー」の例もあることだし(1作目は面白くなかったが続編は良かった)チョットだけ楽しみにしておきます。

どんだけ引っ張るねん!(すみません、つい関西弁が‥)ってほど長いシリーズですが、やっぱり観てしまった「ハリーポッターと謎のプリンス」。
最終章3部作の導入部として、特に大きな盛り上がりには欠けるのですが、原作を読んでいない私は謎の多い終わりかたに色々と想像を巡らせてしまいます。
主役たちもすっかり成長して、やたらにキスシーンが多い!
これは、もはや子供映画ではなくなってしまっていますね(苦笑)
シリーズを観てこなかった人には単独では楽しみづらい作品です。(by momo)

「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」以降「バンコック・デンジャラス」がイマイチで、そろそろビッグヒットが欲しい「ニコラス・ケイジ」なので大した期待もせずに観に行って来ました。
しかし意外にも私的にはOKの作品で楽しめました。
ツッコミ所はあるものの前半の話の流れは上手く観客を引っ張ってゆき謎解きをさせるサスペンス風な流れかと思いきや、いきなりパニック映画に変身する。
特に地下鉄のパニックシーンは見所で思わず力が入ってしまいます。
後半はSF映画になってしまい全体を通して観るとこの作品のジャンルに「?」が入ってしまう為に好き嫌いのはっきり分れてしまう映画かもしれませんが、私はラストの内容(宗教色が色濃く出てるかも)が好きでこの映画は「○」です。
とにかくVFXが素晴らしいので劇場での鑑賞がお奨めです。

トランスフォーマー・アルティメットガイド リベンジ

「スティーヴン・スピルバーグ」と「マイケル・ベイ」がコンビを組んだ前作 「トランスフォーマー(2007)」の続編で、前作のスタッフ・キャストが全く同じ なので物語もそのまま続いております。
主演の「シャイア・ラブーフ」は前作の後に「イーグル・アイ(2008)」や「イン ディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008)」を出演してきただけあっ て演技力も落ち着いてきたというか大人っぽくなったなぁと感じました。
「ミーガン・フォックス」や「ジョン・タートゥーロ」も引き続き出演している ので前作を観直してから本作を観た方が確実に楽しめます。
150分の長尺ですが前作を遥かに凌いでる傑作作品に仕上がっていました。
私的には前作があまりにも漫画チックで期待外れだったのとロボット同士の戦い の動きが早過ぎる事やロボットの色合いが同系色の黒だった為に観辛く残念だっ たのですが、本作は前作の失敗を明らかに修正(動きを若干遅くして観易くなっ ている)していて最後まで飽きることなく鑑賞出来ました。
この手のアクション映画はシナリオよりも映像に重きをおいて製作されているの で細かいツッコミ所は気にしないで、現在の最高峰ともいえるCG技術を是非と も大画面の劇場で鑑賞されることをお奨めします。
更なる続編があるエンディングですので3作目も楽しみです。

やっぱりはずせないっしょ!「ターミネーター4」です。
あの名セリフからラストの工場での戦いまで、いたるところお約束ゴト満載。
まさにターミネータ・ファンのための1本というところでしょうか。
ちょっと残念な使われかたですが、シュワルツェネッガーも登場、これもファン・
サービスと思えばOKか?
ストーリーは「T1」の検証的内容で「T2」以降の人間側ターミネータの伏線
もあり、驚きの新事実はないものの、ファン向け大サービスってとこで楽しんで
観てください。
ちなみに「T3」はなかったことにしてほしいらしいですよ(笑) (by momo)

日本のアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000)」を実写映画化したアクション・ホラー映画だが、何とも中途半端な作品になってしまっている。
原作は未見なのでどこまで忠実に映画化しているのかは判らないが、舞台は日本で時代設定はベトナム戦争が混迷を深める1970年。
オニの活動が活発化しているアメリカ空軍関東基地内の高校に潜入した16歳の少女サヤの目的は全てのオニの起源である「オニゲン」を倒すことであり、それは400年以上に渡って続いている戦国時代に大量に流された人の血によって力を得た種族「オニ」と「人類」の戦いであった。
主演は「猟奇的な彼女」の「チョン・ジヒョン」で「ラスト サムライ」の「小雪」と「セブンティーン・アゲイン」の「アリソン・ミラー」が出演している。
そもそも原作がアニメなので、飛び散るオニの血飛沫がまん丸の水玉であったり変異したオニのCGやフランス資本以外に香港資本も入っているのでワイヤーアクションも多く漫画チックな映像になってしまうのは仕方がないところか?
でも主役を日本人にしないのは理解不能!

「LOST」「M:i:3」「クローバーフィールド/HAKAISHA」の「J・J・エイブラムス」監督が、TVシリーズ「スター・トレック/宇宙大作戦」を基に若き日のカーク船長に焦点をあて映像化した云わば『スター・トレック ビギニング』は、若かりし頃このドラマを毎週深夜に観ていた私にとっては最高に楽しめる作品となっていました。
「スポック」との出会いや「マッコイ」「ウフーラ」「スールー」「スコッティ」といった主だった連中の若き姿は全て見れるし、何より嬉しかったの「レナード・ニモイ」が、未来のスポックとして出演していたのには驚かされました。
久々に「ウィノナ・ライダー」も出演していましたが、敵のボスが「エリック・バナ」だったとは・・・観終わってから知りました。。(恥)
往年のファンでなくても大丈夫!この作品は絶対劇場で観ないと・・・
あの迫力は家庭用TVで無理です!

イギリスのTVシリーズ「ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~」をリメイクしたサスペンスドラマでしたが途中ダレル箇所もなく最後まで楽しめます。
舞台はワシントンDCで、一見全く関連のない2つの事件を繋げる国家的陰謀を嗅ぎ取った新聞記者が、事件の渦中に巻き込まれる友人の国会議員と共に真相をめぐって巨大権力と熾烈な駆引きを繰り広げる物語に加え、友情と愛情が絡み合った三角・四角関係の人間模様も眼が離せないサスペンス映画です。
主演はアカデミー賞主演男優の「ラッセル・クロウ」が新聞記者に扮し、最近はもうひとつパッとしない「ベン・アフレック」が国会議員を演じ久々に存在感を示していました。
最後の大どんでん返しを知れば必ずもう一度観たくなるし、2回目の方が楽しめるかもしれません。

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