映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
「ジョージ・A・ロメロ」監督のホラー映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生<未>(1968)」「ゾンビ(1978)」「死霊のえじき(1985)」を明らかにモチーフにしながらも、そこにSFとコメディを盛り込むという新ジャンルに挑戦した「アンデッド(2003)」の監督である「ピーター・スピエリッグ」「マイケル・スピエリッグ」兄弟の2作目となる作品である。
主演は「ビフォア・サンセット(2004)」「アサルト13 要塞警察(2005)」の「イーサン・ホーク」、共演は「ウィレム・デフォー」と「サム・ニール」でB級映画としては豪華な配役である。
In: ホラー
6 11月 20101作目から見続けてきたこのシリーズも7作目にして完結編となりやっと終わった!という感じです。
今作は初となる3D映像で何箇所かは思わず顔を避けるシーンがありますが、シリーズを通して観てる人なら必ず観るであろうし、態々煩わしい眼鏡をかけて鑑賞料金の高い3Dにする必要はなかったと思うが、選択の余地がなかったので仕方がないとはいえ2Dの鑑賞があってもいいのではないだろうか?
このシリーズの決まり文句である最後に「ゲームオーバー」をいうのが誰なのか?
「バイオハザード」シリーズの「ポール・W・S・アンダーソン」が製作を手がける異色のSFスリラーで、主演は「アラモ(2004)」「バンテージ・ポイント(2008)」の「デニス・クエイド」と、共演に「3時10分、決断のとき(2007)」の「ベン・フォスター」で、監督はドイツの新鋭「クリスティアン・アルヴァルト」です。
西暦2174 年、地球は限られた資源の争奪が頂点に達し枯渇していた。
人類は地球と同じ環境の惑星タニスへの移住を計画し、地球を離れ新たな惑星へ選ばれし者たち6万人が搭乗した巨大宇宙船エリジウムが旅立った。
日本のゲームから生まれたこのシリーズも4作目で「3D」となり冒頭は今までとは何の脈絡もない東京から始まっているが、シリーズ全作品で脚本・製作をして本作では1作目に続き監督をしている「ポール・W・S・アンダーソン」が日本に敬意を表したと勝手に思い込んで鑑賞していました。
物語は3作目に続きウイルスに感染したアンデッドが地球規模で増殖していく中で奔走する(アリス)「ミラ・ジョヴォヴィッチ」とアンブレラ社との戦いで、前作から引き続き(クレア・レッドフィールド)「アリ・ラーター」・(Kマート)「スペンサー・ロック」が、そして2作目からは(ジル・バレンタイン)「シエンナ・ギロリー」まで出演している。
In: ホラー
3 7月 2010ゾンビ映画の本家本元「ジョージ・A・ロメロ」監督の最新作となれば観に行くしかないので脚を運びましたが、私が観たいゾンビ映画ではありませんでした。
内容は大した役割を担っていた訳でもない「ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007)」で登場した大佐「アラン・ヴァン・スプラング」が本編の主役ですので、続編として観た方が良いかもしれません。
続編といっても、前作は「REC/レック(2007)」や「クローバーフィールド/HAKAISHA(2008)」のように手持ちカメラによる主観映像で臨場感が溢れたドキュメンタリー・タッチの作品でしたが、本作はそのような視点からではなく、孤島を舞台にした、どちらかというと西部劇風的なタッチの作品となっています。
モンスター映画の古典「狼男(1941)」のリメイクとなる本作は、主演に「チェ 28歳の革命 (2008)」「チェ 39歳 別れの手紙 (2008)」の「チェ・ゲバラ」が当たり役となった演技派の「ベニチオ・デル・トロ」とアカデミー男優である「アンソニー・ホプキンス」の2大俳優が共演したホラー・サスペンスです。
この2人の俳優の演技は抜群なのだが、原作のストーリーを重視し過ぎたのかどうかは判らないが内容は期待したほどではなかった。
原作コミックは読んだことなくてテレビで、この映画に出演している「水川あさみ」が番宣でコメントしてたのを観てしまったから何となく観に行った映画でしたが、日本映画でホラー映画なのに全く怖くない!
監督が「火山高 (2001)」や「オオカミの誘惑 (2004)」の韓国の「キム・テギュン」だからでしょうか?
この監督はロマンスやコメディが得意な筈なのに、どうしてホラーアクションなどというジャンルの作品を撮ったのでしょうねぇ~?
「サム・ライミ」が監督として久しぶりにホラー映画のメガホンを取ると知り、初日に観に行ってきました。
監督デビュー作の「死霊のはらわた(1983)」は当時劇場ではなくビデオで観ましたが、滅茶苦茶怖かったのをよく覚えており、あの恐怖をまた味わいたくて期待しながら劇場に脚を運びましたが結果は・・・
パンフレットにも書かれていますが、このシリーズは大きく別けて1~3作目が3部作の最初の完結で、4~6作目が2回目の完結となっています。
3作目と4作目が実は同じ時間軸で物語が進行していたのですが、今回の6作目で判らなかった謎が一応の終結を迎えます・・・が、間違いなく7作目に続きます。
このシリーズも本作が第4作目となり、
第1作「ファイナル・デスティネーション(2000)」
第2作「デッドコースター(2003)」
第3作「ファイナル・デッドコースター(2006)」
と3年ごとに続編が出て、1~2作目は繋がりがあり斬新なアイデアで楽しめましたが、それ以降はマンネリ化してきています。
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