Archive for the ‘ドラマ’ Category

お金をかけなくても凄く楽しめる映画が出来るという代表的な作品です。
基本的に劇場では殆どコメディを観ない私ですが、久し振りに大笑いさせてもらいました。
監督は「戦場のピアニスト(2002)」の「ロマン・ポランスキー」で、4人の俳優だけで大ヒットした舞台劇を映画化したコメディ・ドラマです。
子供同士が喧嘩をして示談しに来た夫婦同士で、すんなり話はまとまるかと思いきや、ひょんな一言から帰れなくなりコジレていきます。

一度聞いたくらいでは覚えられないようなタイトルですが、2011年アカデミー作品賞と助演男優賞に「マックス・フォン・シドー」がノミネートされていた作品ですので鑑賞してきました。
「スティーヴン・ダルドリー」監督は本作が4作目となりますが、過去3作品は全てアカデミー監督賞にノミネートされていますし、「トム・ハンクス」と「サンドラ・ブロック」も出演しているので楽しみにしてましたが、久々に良い映画を鑑賞出来ました。
脇を固める俳優陣も「ジョン・グッドマン」に「ジェフリー・ライト」というベテランで超一級の作品に仕上がっています。

「クリント・イーストウッド」監督の最新作で、初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの伝記ドラマを「レオナルド・ディカプリオ」が見事に演じている。
物語は年老いたフーバーFBI長官が、自らの回顧録の作成をする1919年の司法省に勤務していた若き日から始まっており、司法省に新設された急進派対策課の責任者に抜擢され次々と成果を上げていく。
そして、FBIの前身となる司法省捜査局の長官代行となったエドガーは、片腕となるクライド(アーミー・ハマー)と秘書のヘレン(ナオミ・ワッツ)だけを信頼して捜査の近代化と権力の集中を進めていく。

昔観た作品を彷彿させるような、何とも言えない懐かしさが込み上げてくるような作品でした。
ドラマの王道を行くストーリーで、元ボクサーのダメ親父「ヒュー・ジャックマン」が、一生懸命に頑張っている姿を子供に見せる事により、馬鹿にしていた子供が父を尊敬してゆく姿を感動的に描いています。
判ってはいても観る者のハートを熱くさせてくれるのは、やはり嬉しいもんですね。

「ホルテンさんのはじめての冒険(2007)」の「ベント・ハーメル」監督が前作同様の心温まる作品を提供してくれました。
クリスマスの夜を迎えたノルウェーの小さな町を舞台に、様々な悩みや問題を抱えた人々が聖夜に織りなす悲喜こもごもの物語を、複数のストーリーを並行した構成で効果的に繋げて描かれています。

結構期待していた作品で、オープニングの映像とサウンドが良く気分も盛上がり始めるが、結果は期待し過ぎた分が余計だったという位で十分に及第点はあげられる作品です。
列車爆破事件の犯人を見つける為に、特殊な装置で爆発8分前の乗客の意識の中に入り込むという卓抜なアイデアは斬新で、主演の「ジェイク・ギレンホール」も好演だった。
偶々ではあるが、前日と前々日に「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 (2010)」と「マイ・ブラザー (2009)」を観ていたのだが、彼は色んなジャンルの作品でそれぞれの役に嵌れる良い役者だと改めて実感した。

「すべて彼女のために(2008)」のリメイク作品で、先の展開が読めずに最後まで緊張感を保ったままハラハラドキドキは続き、久々にサスペンスの醍醐味を味わえる作品でした。
本作の出来はかなり良かったので機会があれば是非オリジナルと比べてみたいと思います。
「ポール・ハギス」は「告発のとき(2007)」以来の監督作品となりますが、数々の有名作品を手がけている脚本家なので、映画を楽しませる術を知っている、いわゆる彼らしさがよく表された作品となっています。
主演の「ラッセル・クロウ」は最新作となり、彼の持ち味がよく出ておりストレスなく堪能出来ました。

「メル・ギブソン」といえば「マッドマックス(1979)」を観て以来すっかりはまってしまい「マッドマックス2(1981)」なんぞは一体何回観たことか・・・
その後は主演作以外にも数々の監督・脚本・製作などを手がけていましたが、2006年に飲酒運転で逮捕されたり、2010年に元妻へのDV(ドメスティックバイオレンス)で刑務所行きを避ける司法取引をするなど、最近ではスクリーン以外で話題を振りまいており、日本未公開作品を除くと彼の主演作品は「サイン(2002)」以来となります。

元殺し屋のボス「ジャン・レノ」が足を洗ったにも拘らず、元の仲間から全身に22発の銃弾を浴びながらも奇跡的に一命を取り留めるというオープニングから始まる本作は、キャッチコピーにもあるように「レオン(1994)」から17年目の作品で、久々に殺し屋「ジャン・レノ」の姿が懐かしく、彼のファンなら絶対に押さえておきたい1本でした。

先ず、驚かされるのが「クリスチャン・ベイル」の容姿の豹変振りだが「ダークナイト(2008)」や「ターミネーター4(2009)」の主役を演じた時の面影は全くといっていいほどなかった。
この作品は実在のボクサー「ミッキー・ウォード」の半生を描いた伝記もので、主人公「マーク・ウォールバーグ」の兄貴役で出演していたのだが、完全に主役を喰ってしまうほどの存在感があった。
流石に2010年アカデミー賞の助演男優賞に選ばれるだけの演技は納得するしかない事に加えて、もう一人の助演女優賞になった母親役の「メリッサ・レオ」も体当たりの演技は非常に印象に残った。


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