Archive for the ‘アドベンチャー’ Category

「アレクサンドル・デュマ」の古典『三銃士』は過去何度も映画化されてはいるが、「バイオハザード」シリーズの「ポール・W・S・アンダーソン」が最新の3D映像技術を駆使して現代風にアレンジした異色作品です。
三銃士の物語というよりは、ダルタニアン(ローガン・ラーマン)とミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)中心の作品で、バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)も初悪役という役処で目立っていた。

「アバター(2009)」のジェームズ・キャメロンが製作総指揮した3Dアドベンチャーで特番やテレビCMを観る限り2匹目のドジョウを狙った大作かと思いきや期待はずれの作品だった。
キャメロンの名を使い肝煎りの3D技術が観賞出来るとなれば劇場へ行くしかないと思わせたのはCMの巧さかな?
未開の巨大鍾乳洞で危険なケイブ・ダイブに挑み予期せぬトラブルに見舞われ退路を断たれてしまった探検隊一行が、水中迷路と化した洞窟内で繰り広げる過酷なサバイバルの脱出劇で、途中から興味は最後は何人が生き残るのだろうというぐらいで、期待し過ぎていた3D映像での驚きは特になかった。

今年はマーベル作品が目白押しの年で、この後も「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」が控えていますが、先ずはこの「グリーン・ランタン」です。3D画面での上映もありましたが、最近の3Dはまさに付焼刃の作品が多かったので、今回はあえて2Dで鑑賞しました。
特にここは3Dだったら・・・という場面もなかったように思うので2D鑑賞で正解だったと思います。
本国のアメリカでは大ヒットという情報を元に楽しみにしてましたが、内容は普通のスーパーヒーローもので、退屈はしませんが特に良かったわけでもありません。
まぁアメコミはこんなもんだったら合格点だという程度の作品です。

10年に渡って続いたこのシリーズもやっと終焉を迎えました。
数々の謎が解明されているのでシリーズを通して観ている人は、どうしても観ない訳にはいきませんね。^^)b
あまりにも作品と作品の間が開き過ぎているので、一部記憶が飛んでいたりしますが、それほど難しい内容ではないので、あらすじを忘れてる方はザックリおさらいをしてから鑑賞したほうが、どっぷりとクライマックスを楽しめますよ。

2011年はアメコミ・ラッシュの年で6月に先日紹介した「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」が公開されましたが、7月に「マイティ・ソー」9月に「グリーン・ランタン」そして、10月には「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」が予定されています。
私は特にアメコミ映画が好きという訳ではありませんが、単純なストーリーで観ていて疲れないのと映像が派手なのでついつい観てしまいます。
今回は監督が「ケネス・ブラナー」なんで興味を持って劇場へ脚を運び、観て納得しました。

「M:i:III(2006)」や「スター・トレック(2009)」の「J・J・エイブラムス」監督が、本作の製作を務める「スティーヴン・スピルバーグ」と組んだSF・アドベンチャー作品で予告編を観る限りでは「E.T.(1982)」に近いイメージがあったのだが・・・
結果は・・・微妙です。。。
SF風「グーニーズ(1985)」って感じがピッタリかもしれません。

この“X-MEN”シリーズは既に4作品
「X-メン(2000)」
「X-MEN2(2003)」
「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」
と制作されているが、本作はこれらの作品の以前の設定、つまりビギニングとなる内容で全ての作品を観てきた私は、本作が一番面白くシリーズ最高傑作です。

前3作で完結と思っていましたが、どうやら海賊「キャプテン・ジャック・スパロウ」を演じる「ジョニー・デップ」はドル箱のようで、ディズニーはこの路線でもう一儲けしたいようだ。
但し、今回の興行収入如何では続編が作られるかどうかは判らないが果たして結果は?
監督は前3作の「ゴア・ヴァービンスキー」から「シカゴ(2002)」「SAYURI(2005)」の「ロブ・マーシャル」へと代わったが、・・・この交代は疑問でした。

グリーン・ホーネットと云えば「ブルース・リー」と云うくらい、彼の死後に有名になったTVドラマですが、これを「エターナル・サンシャイン(2004)」の「ミシェル・ゴンドリー」監督がリメイクしたアクション・アドベンチャーです。
全編3Dであり「キャメロン・ディアス」が出演しているとならば、当然莫大な制作費を使った娯楽大作を期待しましたが、内容は普通のアクション映画でした。
主演は、殆ど無名の「セス・ローゲン」と「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE(2005)」で(藤原拓海)役の「ジェイ・チョウ」でしたが、二人のギャラを合わせても「キャメロン・ディアス」の方が高いんじゃあないかな?

「エイリアン(1979)」を観て以来「リドリー・スコット」監督のファンである私が、年末作品の中でも楽しみにしていた1本です。
伝説の義賊である「ロビン・フッド」の物語を映画化したスペクタクル・アクションで、多額の制作費を使っているだけに迫力のシーンが多数有りましたが、どこまでが史実なの?というのが正直な感想です。
ロビン・フッドといえば、「ケヴィン・コスナー」の「ロビン・フッド(1991)」を観る限り、シャーウッドの森を居城とし仲間と共に戦うというイメージですが、本作はこれのビギニングになる作品でした。


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