この「ワールド・エンド」は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ三部作の最終章で過去2作品の様々な愛憎関係を決着させているのですが、登場人物を更に増やした為に作品の深みが薄らいだ感があります。
確かに迫力ある映像は納得いく仕上がりですが、迫力だけを観れば2作目の「デッドマンズ・チェスト」の方が上では?
期待してた「チョウ・ユンファ」は出番少なかったし「ナオミ・ハリス」演じる「ティア・ダルマ」に至っては『何じゃぁ~そりゃぁ~~??』って・・・
これは観た人にしか判らん内容ですが、とにかく人間関係の説明を端折り過ぎた作品になってしまいました。
それでも過去の作品を観てる人なら観なしゃぁ~ないねんけどネ!
上映時間170分ですが、それほど長く感じなかったのはヤッパ面白かったってことかも・・・
あっ!それから未だ観てない人の為に付け加えとくと前作・前々作同様にエンドロールでは席を立たないように! やっぱりオマケがありました。。。(^0^)

コピーの「イナゴ少女、現る。」とTVのCMに完全に騙されました。
酷い映画です。。。
オカルト映画とは知らんかった。。。なのに「イナゴ少女、現る。」って・・・
ある程度事前に予備知識を仕入れておけば観なかったんですけどネ。。
聖書をテーマにした映画はろくな映画がないし面白かった例がないです。
しかし「ヒラリー・スワンク」がこんなくだらない作品によく出演したものだと感心するほどB級作品に仕上がってます。

「R-15」のバイオレンス・アクション。
だけど若干コメディも入ってます。
とにかくテンポが速くて小気味が良くFBI・殺し屋・マフィアに保釈保証人までが入乱れ登場人物も多いので人間関係を頭に入れてもう一度観たい映画でした。
流石「R-15」らしく気持ち良いくらい多くの人間が死にバイオレンスシーン満載です。
ラストシーンでは「ゲッタウェイ」を私は思い出したのですが他の人はどうかな?
この手の映画のドンパチは「リプレイスメント・キラー」もそうだけど観る人によっては思い出してシーンがカブる映画も色々ではなかろうかと・・・
ラストのオチは「そうなんか?」って事で落としてますが私は読めませんでした。
DVDが発売したらもう一度じっくりと観てみます。

石原慎太郎東京都知事が脚本と製作総指揮をし「特攻の母」として知られた軍指定食堂の経営者である実在の女性「鳥濱トメ」さんの視点から太平洋戦争で特攻隊員として散っていった若者たちの青春を映画にした戦争ドラマです。
(私個人としてはドキュメントにしても良かったのでは?と思いましたが・・・)
期待をして観た映画ではなかったのですが・・・思いのほか良かった。。。
VFXもアメリカの技術陣には及ばないものの非常に健闘していました。
テレビや新聞の報道で韓国や中国と争点になっている靖国神社が何度も登場してきて若者達にとって靖国神社がどのような意味を持っているのかが良く判る映画でした。
(この意味を知らない人は、この部分だけでもこの映画を観る価値があります!)
本人が望まない無益な特攻で多くの若者達が命を落とし何の意味があったのか?
実写を織り交ぜたこの映画は多くの日本人!特に若い人たちには是非観て考えて欲しい作品です。
タイトルは必要以上に長過ぎる気がしますが・・・

人気アメコミシリーズの続編です。
素直に面白かったです。
前作の「スパイダーマン2」が私はイマイチだったけど、今回の内容はアメコミもんとしては十分に満足の行く出来でした。
但し、このシリーズを初めて観る人は、観る前に必ず「1&2」を観ておくこと!
話しの内容がつながるのでグッド!です。
今回の内容だけをとれば3人の敵が出てくるので細かい心理状態などは時間的に描写しきれていないようにも見えますが、所詮アメコミムービーなので気にしないでおきましょう。
それよりも迫力のVFX技術と映像を映画館で堪能して下さい。

バベル(2006)

In: ドラマ

10 5月 2007

話題の『バベル』を観てきました。
結論から云います。
私の感想では、この映画の何処が良くて「ゴールデン・グローブ」の作品賞に選ばれたのか理解が出来ませんでした。
好き嫌いの別れる作品だと思いますが、とにかく作品が重く2時間半は長かった。
観終わった後の爽快感は全く無く多分それがウリなんだろうと思いますが。。。
未解決の部分もありますし、モロッコ・メキシコ・日本での3ヶ国を舞台にした物語が最後でスッキリとなるのか?と思っていたらピースが一つになるような感じもなく終わってしまいました。
話題になった「菊池凛子」の存在感は確かにありましたが三つの内の一つのストーリーにしか絡んでいないのに「アカデミー賞」の「助演女優賞」にノミネートされたのも疑問です。(選ばれなくて良かった!)
「アドリアナ・バラーザ」も同賞にノミネートされてたのだから「二人一緒」なら何とか納得ですが・・・
しかし「ブラッド・ピット」と「ケイト・ブランシェット」がこんな作品の出演によくOK出したもんだなぁ~。。。

この映画を観るにあたり、私は映画の設定年順に「レッド・ドラゴン(2002)」「羊たちの沈黙(1990)」「ハンニバル(2001)」とビデオで観直してから『ハンニバル・ライジング』を観ました。
試験の前日に復習をしておくような優秀な私でしたが、この映画の設定は「レッド・ドラゴン」の前という事なので何故「ハンニバル・レクター」教授があのような人間になってしまったかということを描いた少年~青年期の作品で復習の甲斐あってかどうかはともかく非常に判りやすい作品でした。
残酷なシーンが予告編などで流れていましたが、私は爽快な復讐劇にしか感じませんでした。
「コン・リー」演じる日本人とその文化描写が何ともなぁ~~という感は否めませんでしたが、それでも前シリーズを観ておられる方にはお勧めの1本です。

「シルヴェスター・スタローン」の「ロッキー」シリーズ6作目。
最近は過去のシリーズをよくTV放映していますが1作目から30年経つ現在の身体の筋肉の方が凄い!と感じるのは何故でしょうか?
このシリーズのファンである私は内容よりもお馴染みのテーマ曲がバックで流れるだけでワクワク・ウルウルもんでした。
内容の出来は第1作には遠く及ばないもののシリーズとしてみれば音楽に救われつつもギリギリ合格点なんではないでしょうか?
過去の作品が好きだった人にはお勧めです。
「ランボー」の続編も撮影中とか、「スタローン」ではないけど「ダイ・ハード」の続編も間もなくだしアメリカ映画はネタ切れなのかなと思いつつも私は楽しみにしています。。。

私の場合「ダニー・ボイル」監督といえば先ず思い浮かぶのが「28日後…」なのですが本作のストーリーは単純&意味不明な内容で観終わった後はストレスが残ります。
本格SF映画に「真田広之」が出るのかと観始めたら、なんと彼はクルーをまとめるキャプテンという設定。。。
「SAYURI」の「ミシェル・ヨー」も出演してるし期待はしていたのですが、設定は良いのに内容が一言でいえば『チグハグ!!』という言葉がピッタシの映画です。
「寄り道さえしなかったら誰も死なずにミッションも成功していた筈なのに」という映画で、普通は余計な所に行っても何か一つくらい良いことがあるのに、この映画は全く良いことが無く「余計な事は一切するな!」という映画です。
映像は合格点付けられるしハラハドキドキもあるんだけど・・・惜しい。。。

出演は「レオナルド・ディカプリオ」、監督は「ラスト サムライ」の「エドワード・ズウィック」で90年代の西アフリカの小国シエラレオネを舞台としてピンク・ダイヤモンドをめぐるサスペンスドラマです。
2006年のアカデミー賞に数多くノミネートされていたので期待して観に行きました。
政府軍vs反逆軍が起こす非道な殺人や20万人にのぼる洗脳された少年兵の事など平和ボケしている日本で過ごしてた私は殆んど知らず(アフリカの何処かで内戦しているぐらいの知識しかありませんでした)これらの歴史を知る上でも十分なメッセージ性があります。
この映画はぐだぐだ短評するよりも先ず観てそれぞれの人に考えて欲しい映画です。
娯楽性もありますし出来れば劇場で・・・無理ならDVDで必ず要チェック!!

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