映画パンフレット専門店の店長が見てきた映画をレビューします
In: アクション
5 9月 2011想像通り考える必要のない映画でしたが、私個人としては結構楽しめました。
何故なら「ニコラス・ケイジ」が主演、「プリズン・ブレイク」のイメージからどうしても抜け出せない「ウィリアム・フィクトナー」が共演、ダッジ・チャージャーのカーアクション、3Dとして観客に向って何かが飛び出してくるという昔風の手法、エロとグロも盛り込まれている、等の要素が入っていたからです。
「ゾンビランド(2009)」の「アンバー・ハード」も中々の好演で、次回作「ザ・ウォード/監禁病棟(2010)」(2011/09/17公開予定)は是非観てみたい作品になりました。
本作に関しては、観ても1週間も経てばどんな内容だったか忘れてしまうような映画ですのでレンタルで鑑賞してもOKですが、3D効果はまだまだ家庭では観れないので迷うところです。
しかし「ニコラス・ケイジ」何でもかんでも出演し過ぎ!
もう少し作品選んで欲しいけど、彼が出てなかったら今作はスルーだったしなぁ。。。
1969年7月20日アポロ11号が月面着陸に成功したが、月の裏側には未知の金属生命体であるトランスフォーマーの宇宙船が不時着しておりNASAとアメリカ政府がこの事実を隠し事実が公表されることはなかったという設定で始まる人気シリーズの第3弾。
今回も「マイケル・ベイ」監督がメガホンをとっており、主演は「シャイア・ラブーフ」だがヒロインは「ロージー・ハンティントン=ホワイトリー」に代わっている。
個人的には前作までの「ミーガン・フォックス」の方が良かったのだが。。。
「ジョシュ・デュアメル」「ジョン・タートゥーロ」「タイリース・ギブソン」は引き続き出演しているので、ハッキリと覚えてない人は前2作品を観てから本作の鑑賞をすると判りやすい。(当然私は自宅で復習をしてから劇場へ脚を運びました)
映像は現時点で最高峰の技術を駆使してあるので文句なく楽しめるのだが、ストーリーは前2作を観ておかないと入り辛いかもしれない。
もともと日本国内のおもちゃメーカーから販売されていた変形ロボットが原点になっているこの作品は基本はスーパーロボット映画なんで観る事だけに専念でき深く考える必要はない映画になっている。
万人が楽しめるような娯楽大作なんだけど、色んなエピソードを詰め込み過ぎた感があり少々残念です。(続編の為のエピソードなら納得なのだが・・・)
その為に上映時間は154分の長尺なっており映画に入り込めない人には辛いと思います。
今回の作品は3Dで、以前から眼鏡をしている人間には「3Dメガネ」をし難く観辛いとコメントしたことがあったと思うが、現在は自分のメガネにピッタリと納まるパーツも売っていたりするので観やすくなっている。
家のTVで観たってつまらないと思うので大迫力の劇場鑑賞がおススメです。
「メル・ギブソン」といえば「マッドマックス(1979)」を観て以来すっかりはまってしまい「マッドマックス2(1981)」なんぞは一体何回観たことか・・・
その後は主演作以外にも数々の監督・脚本・製作などを手がけていましたが、2006年に飲酒運転で逮捕されたり、2010年に元妻へのDV(ドメスティックバイオレンス)で刑務所行きを避ける司法取引をするなど、最近ではスクリーン以外で話題を振りまいており、日本未公開作品を除くと彼の主演作品は「サイン(2002)」以来となります。
本作は英国のBBCで1980年代に放映されていたTVドラマ「Edge of Darkness」のハリウッド版リメイク作品で、冒頭から彼の娘が目の前で殺されるシーンは「完全なる報復(2009)」を思い出させますが、内容は全然違い本作は本作で中々見応えのある作品に仕上がっていました。
途中で敵側の行動に若干(いや、かなり)の甘さを感じますが「リーサル・ウェポン」の「マーティン・リッグス」を思い出させるキレかたは、やっぱこの人は刑事役が一番似合ってるとしか思えないようなハマリ役でした。
放射能汚染という現在我が国が抱えている問題とも少しリンクしていたので興味深く鑑賞できました。
久々の復活「メル・ギブソン」は大スクリーンでの鑑賞がおススメです。
但し、顔に出来たシワ等、老いを感じてしまうのは仕方ありませんが・・・
10年に渡って続いたこのシリーズもやっと終焉を迎えました。
数々の謎が解明されているのでシリーズを通して観ている人は、どうしても観ない訳にはいきませんね。^^)b
あまりにも作品と作品の間が開き過ぎているので、一部記憶が飛んでいたりしますが、それほど難しい内容ではないので、あらすじを忘れてる方はザックリおさらいをしてから鑑賞したほうが、どっぷりとクライマックスを楽しめますよ。
ラストは魔法学校のホグワーツが戦場となり、闇の帝王ヴォルデモートとハリー・ポッターの最後の一騎打ちまでを壮大なスケールで描いています。
内容に関しては観ていない方の為に控えますが、このシリーズはファンタジー映画の代表作として多くの人々に長く観賞される作品であることは間違いないと思います。
暫くしたら全8本がセットになったコンプリートボックスのDVDやBDが発売されるでしょう。
時間の余裕がある時に、もう一度最初から鑑賞してみたいと思いますが全作品を通して観ると合計1,180分にもなるので・・・
特典映像まで観るとなるとかなり気合を入れて観ないといけませんね。(汗)
本作は初の3Dになっており、チャチな3D眼鏡は観難かったので残念でしたが、この作品は3Dの完成度が中々高いので眼鏡さえ観易ければ3D鑑賞は値打ちがあります。
2011年はアメコミ・ラッシュの年で6月に先日紹介した「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」が公開されましたが、7月に「マイティ・ソー」9月に「グリーン・ランタン」そして、10月には「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」が予定されています。
私は特にアメコミ映画が好きという訳ではありませんが、単純なストーリーで観ていて疲れないのと映像が派手なのでついつい観てしまいます。
今回は監督が「ケネス・ブラナー」なんで興味を持って劇場へ脚を運び、観て納得しました。
主人公の『マイティ・ソー』は神様で、王位継承をめぐる陰謀が云々という内容のシェイクスピア劇風に制作されているので、恐らく監督としては適任だったのかもしれません。
勧善懲悪でないのが引っかかるのですが、シェイクスピアを殆ど知らない私には、こんなもんなんだろうと勝手に納得してました。
主役の「クリス・ヘムズワース」は無名で初主演ですが中々の好演でした。
「ブラック・スワン(2010)」の公開が終了して直ぐにまた「ナタリー・ポートマン」を全く違う役柄(科学者)で観るのも違和感がありますが、「浅野忠信」もホーガンという神様役で、そして「レネ・ルッソ」や「アンソニー・ホプキンス」に加えクレジットにはありませんが「ジェレミー・レナー」と「サミュエル・L・ジャクソン」まで出演しています。
この面子だったらアメコミ映画が好きでなくとも観たくなりませんか?
この作品もエンドロールが流れた後に続編へのおまけ映像があるのでお見逃しなく!
「M:i:III(2006)」や「スター・トレック(2009)」の「J・J・エイブラムス」監督が、本作の製作を務める「スティーヴン・スピルバーグ」と組んだSF・アドベンチャー作品で予告編を観る限りでは「E.T.(1982)」に近いイメージがあったのだが・・・
結果は・・・微妙です。。。
SF風「グーニーズ(1985)」って感じがピッタリかもしれません。
グロテスクな宇宙人が現れますし、地球人もボコボコにやられますが、最初に悪かったのは人間の方だから殺されるのは仕方がないという設定で何とも中途半端です!
子供達が本筋の主人公なんだが、宇宙人を発見したり助けようという内容でもないし、トラブルに巻き込まれて逃げ惑うだけというのは「クローバーフィールド/HAKAISHA(2008)」的でエイリアン物映画として観るにしても登場まで時間をかけ過ぎです。
最後は「E.T.」風なのだが、あんだけ人間殺されてんのに、やられっぱなしで終わっちゃって良いの?って思ってしまう。
私の想像ですが、エイブラムス監督が主人公達に自己投影した映画なんでしょう。
タイトルの意味は最後の最後で判ります。
現在楽しみにしているのは、この監督の作品で2011年末に公開される「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)」で、主演は勿論「トム・クルーズ」です。
うぅ~ん・・・久しぶりに「おいおい」の映画を観ました。
「ドゥームズデイ(2008)」以来の他の映画のデジャブかと思わせる各シーンを寄せ集めたような映画です。
とりあえず「宇宙戦争(2005)」「インデペンデンス・デイ(1996)」「クローバーフィールド/HAKAISHA(2008)」「エイリアン2(1986)」・・・まだ他にあったかもです。。。
「コリン・ストラウス」「グレッグ・ストラウス」の兄弟監督は過去に「AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007)」でメガホンをとっているが、今回は制作までしちゃったんで、確かにVFXの映像は目を見張るものがあるのだが、何故か緊張感がなく作品に引き込まれいかない。
ラストはどんな締め方をするのだろうと映像を観ながら、そればっかりを考えていたが、なんとまぁ~酷い!
1本の作品としては終わっていないし、次回作を作りたくても本作の出来では続編は期待出来ないと思う。
迫力あるVFXを大画面で観たいのなら劇場へ行くしかないが、作品的にはレンタル開始になるまで待った方がお得なのでは?
この“X-MEN”シリーズは既に4作品
「X-メン(2000)」
「X-MEN2(2003)」
「X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)」
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」
と制作されているが、本作はこれらの作品の以前の設定、つまりビギニングとなる内容で全ての作品を観てきた私は、本作が一番面白くシリーズ最高傑作です。
本作は絶対に劇場で観ることをオススメします。
主演は「ウォンテッド(2008)」の「ジェームズ・マカヴォイ」と「イングロリアス・バスターズ(2009)」の「ミヒャエル・ファスベンダー」で、「プロフェッサーX」が歩けなくなった理由や「マグニートー」との関係など如何にして出会い、如何にして決別したのかがドラマチックに描かれている。
そして「ミスティーク」や「ビースト」の今まで判らなかった関係が明らかになり、鑑賞後に帰宅するなり過去の4作品のDVDを改めて観る為に引っ張り出してきました。
アメコミの原作は読んでいないので、私と同じような環境で前作品を観てきた方なら多分同じように観直したくなると思いますよ。
内容もキューバ危機の背景裏に彼らミュータント達の活躍があったという設定でラストの海戦シーンなどは迫力があり見応えがあります。
テンポも良いので131分は全く苦になりません。
名優「ケヴィン・ベーコン」が悪の親玉という設定は、私には嬉しい内容で「ヒュー・ジャックマン」も1カットですが出演してるし、シリーズ3作に「ミスティーク」役で出演していた「レベッカ・ローミン」も一瞬ですが出演しています。
取合えず最初に観るDVDは「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009)」で決まりです!
前3作で完結と思っていましたが、どうやら海賊「キャプテン・ジャック・スパロウ」を演じる「ジョニー・デップ」はドル箱のようで、ディズニーはこの路線でもう一儲けしたいようだ。
但し、今回の興行収入如何では続編が作られるかどうかは判らないが果たして結果は?
監督は前3作の「ゴア・ヴァービンスキー」から「シカゴ(2002)」「SAYURI(2005)」の「ロブ・マーシャル」へと代わったが、・・・この交代は疑問でした。
アクションは1本調子で単調だったし、特に大きな盛上がりもなく141分は少し長く感じられます。
決して眠たくなってしまうような作品ではないので、ギリ及第点かもしれませんが「3D」で鑑賞する必要はありませんでした。
「3D」映画としてのレベルも低いと思いますし「アバター(2009)」のような奥行きのある映像とは雲泥の差があるので「2D」で十分です。
残念だけど最近はレベルの低い「3D」映画が多いように思います。
こんなレベルで「3D」の作品を増やせば、逆に「3D」離れが増えるんじゃあないかと懸念してしまいます。
良かったのは、ピッタリの設定だった「ペネロペ・クルス」の女海賊と、中々の凶暴な人魚のCGは見応えはありましたが、肝心のシナリオは平凡。
「ジョニー・デップ」ファンか、このシリーズのファンなら観るしかないでしょうが、どうしても劇場鑑賞でなければ!という程の作品ではありません。
劇場で鑑賞されるか方は、長~いエンド・クレジットが流れても決して席を立たないように!
クレジット終了後に第5弾(製作されるかどうかは判りませんが!)への布石となるオマケ映像がありますので!
「奥浩哉」の人気マンガを「佐藤信介」監督が映画化したSFサスぺンス・アクションで前編からの続きとなります。
http://www.eiga46.com/?mode=search&pattern=detail&catid=&kindid=&itemid=jka0502w&kword=ガンツ
前編でも紹介していますが、前作は原作の13~14巻位までで本作は原作と違った結末で終わっているそうです。(私は原作の15巻以降は未読でした)
謎の多い物語ですが、結末はどうなるのか?と期待して劇場へ脚を運びました。
原作は知らないので比較出来ませんが、途中までは「火垂るの墓(1988)」と同じくらい暗い結末になってしまうのかと思えるほど「Good Ending」とはかけ離れた展開で後半へと進んでいきます。
シナリオの中心なる「星人」なるエイリアンが2種類いて、敵となる方の言い分は「先に仕掛けてきた報復」らしいが、こやつ等が何処の何者かは判らずじまいです。
卒業生がまたガンツの部屋に呼び戻されたり、ガンツが弱りだしたりと何でも有りの設定には驚かされますが、最後まで飽きずに鑑賞出来たのはツッコミ所があっても納得出来るオチで終わらせてくれたからだと思います。
今回も「二宮和也」「松山ケンイチ」は前作に続き好演で「山田孝之」も加わり、前編を観た人なら後編は観ておくしかないでしょう。
原作のコミックファンが、この作品に納得するかどうかは判らないが、とにかく機会があったら原作はまだ連載中だが読んでみたいと思います。
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